内容説明
大砂漠帝国皇帝の実兄による謀反が発覚!
名義上まだ皇帝の妻であるフローレンスは、病弱設定(@花粉アレルギー)を口実に、護衛役のイスカと兄の領地へ保養に行かされることに。
折しもその日はイスカの誕生日。
帝国のお家事情に巻き込まれながらも二人は束の間の一時を楽しむ。
だがそこに、故国エスカ・トロネアを陥れたい正教会の人間が取引を持ちかけてきて!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さなえ
11
砂漠帝国編終わり。何度見ても不毛な国名だな大砂漠帝国。ようやくラハラドマに帰ることになったが結婚までにはまたまた一波乱ありそう。花粉症もかなりバレてしまったようだ。正教会はもはや宗教団体ではなく既得権を守ることしか考えていない独裁者みたい。こんなものとの決着がそう簡単には着きそうにないけれど、次は第一王女絡みかな。遠いね結婚式。2017/08/27
うさぎや
8
5巻は引き続き帝国編。しかし西のお国事情はますます面倒くさいことに。なのでフローレンスとイスカのやりとりに和む……。2017/07/23
すがはら
7
帝国編後半で解決編。二人で西大陸へ帰ることができました。ですが、今一つスッキリしません。今までもカフェイズやセリスが上から目線で嫌なことを言ってくるのを止めさせられずイライラしてきましたが、更にそんな奴が増えました!そしてまんまと逃げられました!イスカの器の大きさは存分に示されましたが、鬼人の無敵感の方は大分薄まってしまいましたし。次こそは爽快な勝利を望みます。最後は不穏で、セリスもピンチに立たされそうな様子。きれいに解決して遂にはセリスもイスカの前にひれ伏すが良いのです!2017/09/20
ハルセ
5
相変わらず面白かった。 人外枠がどんどん増えてきた! 皇帝が思いがけず素直で可愛くなりました! イスカとフローレンスをダブルで気に入っていただけたのはよかった。 最終的にイスカのピュアアパワーで世界が平和になったら面白い。そうなったら妖魔的魅力のせいって後世に残りそう。2017/12/12
ゆず湯
5
今回も戦記中心だなぁと思っていたら、最後の最後に可笑しくも可愛らしいラブ要素が入ってました(o^^o)まだまだキナ臭い感じも続きそうですが、ひとまず帰ってこられたのでよかったです。2017/09/15