MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣

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MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣

  • 著者名:シバタナオキ【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 日経BP(2017/07発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784822255275

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内容説明

「この本を読むと、決算がドラマになる」(ひふみ投信ファンドマネジャー 藤野英人氏)

予約開始直後に3万部増刷の大反響!
+I3
読後の感想も続々届いています。
「決算書が読めるようにはならないかもしれないけど、各企業の成長戦略がわかるようになった」
「決算からビジネスの構造や企業の展望がここまで読み取れるのかと感動した!」
「財務諸表の読み方ではなく、仕事の役に立つ実践的な決算分析のやり方が学べた」

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この本は、会計ルールの詳細や、決算書を読むためのハウツーを説明するものではない。
「数字が読めない」と悩む人のために、無味乾燥な数字の羅列に見える決算書から、
その背景にある業界・企業ごとのストーリーを読み解く術を惜しみなく披露している。

「数字が読めない」と悩む前に、「決算なんて自分には関係ない」とあきらめる前に、
本書にある「ストーリー」だけでも読み流してみてほしい。
本書の内容を丸暗記するだけで、戦略分析のコツが身につき、必ず仕事に役立つはずだ。

本気で「数字が読めるようになりたい」という読者の方は、
本書で紹介している決算分析の「方程式」を実際に使ってみてほしい。
事業の勘所がすぐわかるようになり、世界で通じるビジネス教養が身につくはずだ。


第1章:決算が読めるようになると何が変わるのか?
第2章:ECビジネスの決算
第3章:FinTechビジネスの決算
第4章:広告ビジネスの決算
第5章:個人課金ビジネスの決算
第6章:携帯キャリアの決算
第7章:企業買収(M&A)と決算
終章:決算を読む習慣をつける方法

―掲載している「決算分析」の例―
・Yahoo!ショッピングの「eコマース革命」に学ぶ、ECの収益モデル
・競合他社の斜め上を行く、Amazonという異端児
・SquareとPayPalに見るスマホ時代の決済・送金ビジネス
・「AbemaTV」やZOZOTOWNの「ツケ払い」はうまくいくのか?
・Teslaが今後提供する可能性があるFinTechビジネスとは?
・Facebookがスマホで超高収益になった理由は?
・LINEの将来は広告ビジネスにかかっている!?
・動画配信の王者Netflix「5つのすごいポイント」
・音楽ストリーミングのSpotifyとPandora、未来が明るいのはどっち?
・クックパッド&食べログ、次の伸びしろはどこにある?
・ドコモ、KDDI、ソフトバンクにとって「格安携帯キャリア」は脅威になるのか?
・楽天のM&A戦略、今後の「減損リスク」はどれほどあるのか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハッシー

89
★★★★☆ シリコンバレーの起業家が教える決算分析の手法。会計や決算書のルール説明ではなく、実際の企業の決算書から、ビジネスの構造や、成長戦略、将来の展望などを紐解いていく。非常に実践的な内容で、決算から読み取るべき勘所が分かるようになる。印象深かったのは、1)インターネットメディアの広告単価がTVメディアの水準に近づいていること、2)ネットフリックスが営業利益の3倍の借金をしてまで独自コンテンツ製作に投資していること、3)LinkedInと米Yahoo!の買収交渉実況中継。2018/11/17

えちぜんや よーた

83
今までにも「決算書を読む系」の本を読む機会は何度かあった。だが大概は「可もなく不可もなく」という印象だった。だがこの本はそんな地味なイメージとは一線を画する。なぜならこの本で紹介されている会社の決算は、今をときめく企業が多いからだ。Amazonしかり、PayPalしかり、Netflixしかり。よく見ているとこれらの企業は「クロスボーダーな会社」。地図に引かれている国境線をものともしない会社。そういった会社は19世紀から続く国民国家の概念を超える存在なるかもしれないと壮大な夢(妄想?)を描いてしまった。2017/09/12

えちぜんや よーた

75
【再読本】この本を読むと本当にスッキリする思いがする。シバタさんの伸びる決算書の解説や有力事業の紹介を読んでいると、これから世界はもっと豊かに便利になって行くような気がする。この本で紹介されている会社(ただし日本の3大携帯キャリアは除く)が成長したら、国民国家を超える「グローバル国家」ができるような感じがしてきた。これからの国民国家は「グローバル国家」に税金を納めてもらうよう、国同士で「法人税の割引競争」をすることになるだろう(もうなってるか)。課税対象がでかいので率を落としても国庫はかなり潤うと思う。2017/09/15

みき

18
本書の中にある業界にいた自分からすると、少し古い本であることもあって「うん??」という部分もありましたが、こういう読み方もあるのかという、新しい価値を提供してくれる本です。 しかし所謂、財務3表の関係性が~といった教科書的な記載はなくあくまでも著者流の決算書を読む習慣についての本であることに注意です。 ここを勘違いしてしまうとイメージが違うじゃん!と思ってしまいそうです2021/09/03

masabi

17
【概要】IT企業を中心に決算書から戦略ストーリーを描く。【感想】習慣付けよりも決算からいかに戦略を推知するかを豊富な具体例で説明する。具体例の多さ、事例の偏りがあるため決算資料から戦略を読み取れることは知れるがそれだけである。読み解き方の例示として、ビジネスモデルを因数分解し、それぞれの要素にあたる数値を決算書や他の情報源から取得する。決算書の前にビジネスモデルの理解が必要だ。2019/02/09

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