出版社内容情報
日本を代表する童画家、線と色彩の詩人初山滋の木版による絵本。失われていく日本の秋を惜しんで、その美しさ、楽しさを愛着をこめて描く。(諸井誠/曲)
67国際アンデルセン賞国内賞
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
12
美しい絵本です。初山滋さんの絵(版画)の力に尽きる。1965年に月刊絵本「こどものせかい」で発行されて以来の復刻版だ。初山さんの「書きそえ」や、飯沢匡氏や武市八十雄氏によるあとがきのようなことばに、初山さんのこの作品への気持ちの入れようがうかがわれる。秋をテーマにさまざまなシーンを、自在に写し取った絵とことば。光と色彩の魔法。秋の明るさと収束への気配。そんな季節感に心を遊ばせる。2015/05/11
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
『絵本の新世界』 https://bookmeter.com/books/1922993 で紹介されていた本。鳥のモズのおはなしかと思っていたら、初山滋さんの自刻自摺木版画、秋を謳った絵本でした。古倫不子さんは初山滋さんの別名でコロンブスと読むそうです。『 もず(楽譜付き)/ すいしゃ / きのこ / ひるのあそび(楽譜付き)/ しきだんす / よるのあそび(楽譜付き)/ わすれもの / わたりどり(楽譜付き)/ いねかり / かにのおかあさん / いもすきーだこ / あきまつり / はっぱ(楽譜付き)』2020/12/31
ochatomo
8
自画自刻自摺の木版画 彫りすすみという手のかかる技法で『日本の秋』を謳う 元本1967年を復刊 1990刊2019/02/27
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