ヤングジャンプコミックスDIGITAL<br> バイオーグ・トリニティ 12

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ヤングジャンプコミックスDIGITAL
バイオーグ・トリニティ 12

  • 著者名:大暮維人【著者】/舞城王太郎【著者】
  • 価格 ¥658(本体¥599)
  • 集英社(2017/07発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784088906904

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内容説明

この世界は密室でできている。 なぜ40年前の世界と、現在の世界は全く姿が違うのか? そのからくりを解き明かした藤井は、その根本の原因と、榎本芙三歩を殺した犯人が「彼女」であることに辿り着く。真相の裏に隠された悲しいほどの祈り──その想いを救えるか? ──物語の核心に達する第12巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゼロ

51
この作品は一貫して、「愛」を描いている。これまでのごちゃごちゃした世界観や設定も解き明かしてみれば、フミホの純愛だった。私のことを好きな男の子が死ぬ世界に耐えられないから永遠に醒めない夢を見よう。ちょっとしたロマンチックなことで、頭のネジがぶっ飛んでいるコアな世界だった。フミホは戻らないことを覚悟して生きているし、浦野もそれに甘んじて幻想の世界での強さを手に入れることに喜びを感じてる。終盤の4人が話し合うシーンは、この世界だからこそ描ける幻。それでも嘘であるからこそ、輝けるものがあるのも事実なのだ。2018/05/12

眠る山猫屋

24
序盤のハンターたちと21星たちとの死闘は続いている。そして芙三歩の死の真相の謎はだいぶ解明された。芙三歩の為なら命を捨てる藤井を助けるために、芙三歩は自分自身を殺していたという哀切な無限ループ。そんなフミホの為に命を懸ける保坂と、藤井の為に突っ走る極子。邪悪に嗤う委員長と孤高のマルボロ。世界を作り直してやろうっていう松カゲっちの開き直り。みんなカッコいい!2018/02/21

阿部義彦

20
今回は満足度高いです。私の贔屓の馬娘ベルウッドさんの見せ場がありましたし、ウラノス大ピンチ、内側からは3号カラスマが精神を押さえ、外側からは2号サルタヒコが肉体を止めてがんじがらめにします。ウラノスはデネブに助けを求めるがデネブもマールボロさんと一騎打ちの最中で、今にも首を飛ばされそうに!4号はお姉さんがドイツから参戦で百万力!全てはフミホの中での事。ウタマロが復活して伏線となり、これからどうなるのか、目が離せません。前半のチェス盤上でのやり取りもアリスみたいで映像美に惚れ惚れしました。2017/06/23

レリナ

12
話が終わりに近づいてきたということなのか、世界の真実が明らかにされ始めた。物語は核心へと踏み込み始める。相変わらず絵が芸術的で読みやすい。フミホが叫んでいるシーンとか、感情がダイレクトに伝わってきていい感じ。セリフ回しもわかりやすくなってきた。世界の核心の部分が最後に明らかにされたので、どんな選択がこの世界を変えるのか、楽しみ。藤井達の物語にどんか結末が待っているのか、最後まで見届けようと思う。次巻に期待。2017/06/25

とら

12
何なんだこのカップル…文字通りに「世界で一番愛し合ってる」カップルだろうこんなもの。物語の核心は、世界の核心だった。みんな何かに祈ってる。どう終わらせるのだろう。救われる方法はあるのだろうか。世界が滅ぶか、一つの恋愛が滅ぶか。いやあそれにしても、小説化してほしいなとつくづく思う笑2017/06/25

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