内容説明
弱きを知り、弱者として歩むことが、成功への最短距離である―。 最後の名将・野村克也、今こそ読むべき集大成の人生論。 「人は弱いから、結果を出せる」「私は間違いなく弱者だ。しかし、だからこそ勝負に勝つことができた」と語る著者の生き方・考え方の決定版がここに誕生。 経営者、リーダー、課長、はたまた新社会人……など全ビジネスパーソン必読の、弱くても最後に結果を出すための極意。 ・「自分が勝てる場所」を見つけることが活路を開く ・自己評価は甘い、他人の評価は正しい ・結果は自信をつけるもの。「結果が全て」では、本当の成長は見込めない ・「人を見て法を説け」。天才型と努力型の操縦法 ・人は誰しも、何らかの可能性を持って生まれている ・リーダーの仕事は「準備」に限る。本番で何もしないのがいいリーダーの条件 ・勝ったと思った瞬間が一番危ない。勝負の本質は「油断」「執念」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
せっちゃん
13
私は野球が嫌いです。しかしこの本を読んだ事で、野球の本質が解り始めました。ノムさん、有り難うございます!2023/03/30
まちゃお
4
私の中で絶対叶わない昔からの夢の1つが、野村監督に野球を教えてもらいたいというもの。弱いヤクルト時代と強いヤクルト時代を知ってる世代で野球をやってた人間なら誰もが一度は思ったことあるのではないかと思う。この本も腑に落ちることばかりで、私にしてはすぐ読めた。これからも野村監督の本を読んでいこうと思います。2019/09/25
村上 飛鳥
2
人の上に立つならば謙虚さを忘れない。 自分がリーダーという立場になったら、部下には全て見透かされていると思わなければならない。 この言葉ドキッと来たなぁ。2017/10/24
KO
1
「準備も何もせず、本番だけしゃしゃり出るリーダーは信用できない」ノムさんは某監督のことを例に挙げられていたが、現在の世情だとどうしても政治家のことが頭に浮かんでしまう(某知事とか。。)2020/08/08
suzuki s
1
天才たちと比較されてその中で闘って勝ってきた経験が本に集約されている。 監督として選手を育ててきた経験の話が参考になる。 まずは野球より人間教育が大切。2017/10/23