創価教育学体系 4

個数:1
紙書籍版価格
¥491
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

創価教育学体系 4

  • 著者名:牧口常三郎【著】
  • 価格 ¥442(本体¥402)
  • 聖教新聞社(2017/06発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 120pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784412003651

ファイル: /

内容説明

教育不毛が叫ばれるなか、牧口常三郎初代会長が、自身の30余年の学校教育の経験と思索に基づき樹立した、独創的な教育学の書である。
その内容は「人生の目的たる価値を創造しうる人材を養成する方法の知識体系」といえる。
従来の教育の原論であるべき教育学が実際に役立たない根本的欠陥は、理論が先にあって実証的でないところにある。
教育学説が観念的哲学理論で構成されていて、実証的に構成されていないからである。
これに対して創価教育学説は、単なる理論体系を示すのみでなく、具体的な教育改革案、独特の指導法等、科学的教育学として確立されている。
あくまでも、実際教育の経験から出発し、そこに存在する幾多の原理を抽出し、法則をつかみ、それを実際教育に適用させていくという、かつてみられない新しい教育理論であった。
創価教育学説は(1)生活の学問化(2)学問の生活化(3)進化論的考察(4)真理の批判的考察、の四つの過程から樹立され、日常の生活のなかから生まれた応用科学として画期的なものである。実際の教育事実の要素を分析して考察を加え、教育学の研究分野を整理している。
この学説においては、創価教育学の理念に立ち、教育の目的から教育界を観察して、改善すべき教育の目標を示している。その骨子は教育制度と教育方法の改革である。
なかんずく混迷する教育界の刷新のため次の二つが殊に大事であるとする。
第一は教師は教育技術者であるとの論である。ちょうど医師の治療術をもって病人を治すように、教師は教育技術をもって児童を指導、教育する技術者でなければならない。そのためには、教育技術と、その基礎をなす教育学の理解が必要となる。
第二は抜本的な教育制度の改革案である。たとえば半日学校制度がそれである。その概要は、一般的普通教育とともに、専門的職業教育を小学校時代よりすでに並行して施すかわりに、学生生活を単に青少年の時代に限定せずに、成年期まで延長しようというものである。
以上のように、多岐にわたる教育制度の改革、教員養成制度の改革、国立教育研究所の改革、教育行政監督権の問題に検討を加えている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こうきち

1
読了。 4冊の中で、一番、当時の時代を反映しているというか。率直に言えば、おかしな記述が多いかな。 第4章の「国字改良問題」については、全文ではありませんが、今の価値観に、思い切り逆行しています。「今時に原始時代の形体そのままの象形文字たる漢字を襲用するのは、産業革命以来駸々として進歩せし大量生産の時代の現在に於ても尚依然として家内的手工業時代の工具をそのまま襲用して居るのと異なる所はない」(P226)2018/04/17

ゆっち

0
結局、1〜4巻まで非常に理解するのが難しかった。当時、教育学の価値をあげるべきだ、と言うことさわかったし、未だにその考えは継承していくべきであると思う。その時代、時代の価値を創造しながら教育を考えていくべきである。2022/01/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6207348
  • ご注意事項
 

同じシリーズの商品一覧

該当件数4件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす