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内容説明
一回り年上の上村緑と「友達」になった三角真黄。少しずつ秘密を打ち明けられていくうちに、緑に友情ではない感情をいだくようになり、進路を考えることを放棄しようとする。それに気づいた緑は真黄と距離を置くが――。
他「志半ばにして」「腐食ロマンス」2本を含むオムニバス。
★単行本カバー下イラスト収録★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蝶よ花You
44
小説じゃないのに、こんなに「伝える」言葉に溢れた作品に出逢ったのは初めてで、もう2巻目なのにまだこの作品の衝撃に叩かれます。「読んで！」って云うよりも、「読みたいでしょう？」と誘われて、その誘惑に惑わされて読んでいるような...。これ、まだ続いてくれるのかな？読友さんからの借り本ですが、自分で買って手元に置いて、引力に負ける度に開きたい本。この作者さんは初見ですが、元々物書きの人じゃないのかな？それとも、本を異常なくらい読む人？そう思うくらい言葉に溢れた作者さんです。他の本にも手を出してみたいと思います。2014/02/16
絹恵
36
抱きしめるよりも優しくて、言葉よりも胸を掴むものを知っていたら、壊したり刺したりすることがなく、人は生きやすいのかもしれません。でもそんなひとりきりでみる夢より、本を読むように君を見つめて、哲学的に恋に触れてそのままの君と私でいよう、その一言がたくさんの意味を孕んでいたとしても次の春もこの10年の愛を捧げよう、そして信じよう、宇宙の全てと等しくあなたのこと全て。2014/04/26
ぐっち
16
伊勢屋さんも良かった。学生服に萌え萌え。2013/08/10
薫子
15
たまに頭ごっちゃになりながら頁を戻りながら言葉を堪能しながら、読了。やはり好きだったなぁ。淡々と低体温で進んでいくのが、今のあたしの気分にぴったりでした。2013/10/23
ぐっち
10
再読。伊勢屋さんかなり好き。どのキャラも暗いしめんどくさいけど、癖になる。2015/01/10
