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内容説明
人間がテクノロジーに管理される、暗い未来を乗りこえる――
ベストセラー『マチネの終わりに』著者が挑む、人間×自由の可能性とは。
人工知能、自動運転、ドローン、ビッグデータとレコメンド機能……
技術の進化によって、私たちの生活からは「自分で選択する機会」が失われつつある。
人間の自由意志はどこへ向かうのか?
予測不可能な未来と、その過渡期を乗りこえるための、新しい自由論。
田川欣哉氏(Takram代表)、
大屋雄裕氏(慶應義塾大学法学部教授)、
上田泰己氏(東京大学大学院医学系研究科教授)――
現代の「自由」をめぐる三人の専門家との対談を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まる
134
正直 私には難しかった。田川欣哉氏 大屋雄裕氏 上田泰己氏との対談が載せられているのだが 面白いけど全部を理解することは出来なかった。平野氏が提唱する「分人」の話はよくわかるのだが もうちょっと噛み砕いて書いてもらわないと 凡人以下の私にはわからない。再読したら もう少しわかるようになるのかもしれないが。。。2017/07/08
KAKAPO
49
『私とは何か』を読んだ時にも感じたことですが、改めて平野さんは凄い人だと思いました。『私とは何か』では、私が中々腑に落とすことができないでいた構造主義についての疑問に「分人」という言葉でヒントを与えてくれました。この『自由のこれから』では、人類が一度は獲得したかのように見えた自由が、新自由主義の元、レコメンドという"仮想的な自由”によって束縛を強めているのではないか?という新たな問いを生む機会を作ってくれました。また、慶大法学部教授である大屋雄裕さんとの対談では、教授の見解「満足」を引き出しています。2017/07/08
イノ
36
自由である事が輝かしい未来ではなくなりつつある現在の道しるべとなる様な一冊に出会いました。。平野さんのように、難しい事を分かりやすく染み込んで来るように語る人を私は知りません。2018/07/01
きいち
33
自由とはブレイクスルーの揺り籠。デザインやマーケティング(田川欣也)、法哲学(大屋雅裕)、生命科学(上田泰己)、どの世界でも、圧倒的で不確実で複雑な状態なのに、それでも常に自ら選択することを余儀なくされるなかで、自由なつもりでいるだけになっている、そんな状態からどう逃れるのか?…流されてもいいところと流されたくないところ、まだら模様でありつづけて、まるまま自由じゃなくなってしまわないようゆるりと担保しておくこと…分人論の平野ならではの戦略は、なんだかとてもしっくりくる。知ること学ぶことの価値。2019/10/12
金城 雅大(きんじょう まさひろ)
28
前著「私とは何か」と合わせて、もう一度通して読もう。 しっかし、ほんと頭いいな〜この人。2017/07/15
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