MF文庫J てのひら開拓村で異世界建国記 ～増えてく嫁たちとのんびり無人島ライフ～

著者名：星崎崑【著者】/あるや【イラスト】

KADOKAWA（2017/07発売）

• ISBN：9784040692821

内容説明

自分だけが入れる異世界――『手のひら開拓村』の能力を使って、どこでも生産＆交易！　絶海の孤島で、美少女たちと過ごすサバイバルライフ、開幕！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[こも 旧柏バカ一代]

なかなかに面白い。箱庭系のゲームが好きだからこう云うのは好みです。 聖痕が現れ。「手のひら開拓村」という不思議な力に目覚め、それが邪神の聖痕だと判明。そしたらいきなり無人島に島流しにされ、魔物、飢え、病気で死ぬはずだったが、その島には人造魔術師が偶然にも居て主人公を助けてくれた。 最初は2人から始まった無人島生活。 不思議な力で得た仲間と、島流しに遭った仲間、そして滅亡した国の人々と共に無人島で国を立ち上げる。

2019/10/08

[とめこ]

面白かった！ほんわかとした雰囲気だけど、やっている事は無人島でのハードなサバイバルなお話。色々と制限付きのスキルを使って、少しずつ無人島を開拓していく様子が見ていて楽しい。あとがきで作者が言っている通り少し詰め込み過ぎな所と、一気にキャラが増えすぎな所は少し残念。でも十分面白いし、個人的に好みなお話なので問題なし。エネルもアビスもかわいいし、サラのポンコツ感も良かった。それぞれのキャラの掘り下げが楽しみ。しかし何といっても一番は戦士くん。戦士くんめちゃくちゃかわいすぎる…１人欲しい。

2018/04/27

[真白優樹]

異世界に転生し、邪神の加護が原因で島流しにあった少年が、唯一無二のスキルの力で、出会う仲間達と共に生きていく物語。―――厳しくても辛くても、皆がいれば。楽々異世界サバイバル、その裏に隠れる冷たく厳しい、神が重要視される世界。そんな世界をスキルと仲間達の力で生きていく物語は、スキルにも制限ありなかなり詰み気味な状況の中、少年がこつこつ一歩ずつ、逞しく生き抜いていく物語であり、そんな彼の周りに仲間が集い国が作られる、謂わば建国と創世の物語であり、純粋に面白い、そう心から言える物語である。 次巻も楽しみである。

2017/06/24

[サキイカスルメ]

戦士君たちがとってもキュートなんですが！可愛い！日本人だった記憶を持って生まれたカイが、教会によって異端とされ謎の孤島に放り捨てられて始まるお話。理不尽な追放からアビスと出会い、色々と始めていくので副題の増えてく嫁たちとのんびり無人島ライフへ向けての準備を整えた感じでしたね。箱庭ゲームのような能力を持ったカイが、リアルでも生きる為に頑張っていくお話でした。魔物がいる危機感もありつつ、アビスや戦士君たちという癒しで優しい雰囲気になっていましたね。私、こういうの大好きです。

2017/06/29

[リク@ぼっち党員]

異世界の無人島で開拓記。箱庭ゲームのような「てのひら開拓村」という力を使い、無人島で生き残る。「てのひら開拓村」で育てたものを現実に持ってこれるというのは強力だけど、自分が実際に手に入れたものしか育てられないってのはかなりの制約。しかしそれを補うのは様々な出会い。育ててくれた父親、力の名を教えてくれた妹、無人島で助けてくれたアビス、街で案内してくれたサラ。誰一人欠けてもここまで村を発展させられなかった。カイが今まで以上に人脈を広げ、これからどんな国をつくるのか楽しみ。

2017/06/24