内容説明
道に迷ったトレッキング中の女性が偶然見つけたのは、泥に埋まった人骨だった。山中に埋められた六人の遺体。大人が四人、子どもが二人。ずいぶん前に埋められたらしく白骨化していたが、頭蓋骨には弾痕があり、殺されたものと思われる。早速トルケル率いる殺人捜査特別班に捜査要請が出された。トルケルは迷ったあげく、有能だがトラブルメーカーのセバスチャンにも声をかける。家に居座ってしまったストーカー女にうんざりしていたセバスチャンは、渡りに舟とばかりに発見現場のイェムトランド県に同行する。史上最強の迷惑男セバスチャン再び登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
120
どうもさらに年をとったせいか、登場人物がかなりい多くていつも誰だろうと思いまがら読んでしまいます。また事件にあまり関係のない主人公の回りのことが多すぎるような気がします。シリーズの前の巻を読んでからかなり時間がたってしまったからなのでしょう。それと事件の進展が隔靴掻痒な感じであまり発展しないことです。下巻になるとはっきりしてくるのでしょうか?2018/01/25
ケイ
115
本筋とは違うが、上巻の最後の方で、アフガニスタンからの難民の息子が音楽を聴きながら言う「アヴィーチーは最高」 その彼が先日亡くなってしまったのか…。キーワードはセバスチャンへのストーカー的女。アフガニスタン難民の失踪。6つの白骨死体。ヴァニヤの父の逮捕。捜査班への新しいメンバー候補。FBIへの研修。 感想は下巻へ2018/04/22
のぶ
81
まだ上巻を読む限りだが、トレッキング中の女性が見つけた死体。それも6体。引き続いていつもの刑事の登場。やがて心理学者、セバスチャンにも声がかかる。そして事件を追う記者。事件の発生からの流れは見事で流石だ。死体は失踪してから3年が経過していた。やがて登場する事件のカギを握りそうな移民の存在。謎めいた展開がたくさん提示されたところで上巻は終わり。この先期待できそうな多くの謎がばらまかれて、この先楽しみだ。感想は下巻で。2017/08/17
hanchyan@ふむ……いちりある
44
W杯開幕直前の頃まで300Pくらい読んでたので。面白い。いやあ。しみじみと面白いぞ、見開きにミチっと活字が詰まってる殺伐としたはなし(笑)。下巻へGO!2018/07/24
星落秋風五丈原
44
冒頭では、女性が無言である人物を撃ったらそこに子供がいてパニックになるシーンが描かれる。さぁこのシーンは、いつの、どの事件と関係がある?読者の興味を引いておいて、次はセバスチャンが毎度おなじみ、出会ったばかりの看護師の家に泊まり、翌朝その息子と顔を合わせるという気まずい場面が登場。女となるとすぐベッドに引っ張りこむイメージのあるセバスチャンだが、今回はこれ一度きりだ。彼には他に気になる存在がいた。自分に執着してくるエリノールを「セックスをしてくれる家政婦」呼ばわりして追い出し、さっさと彼女から逃げ出す。2017/07/28
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