ジャンプジェイブックスDIGITAL<br> 舌の上の君

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紙書籍版価格 ¥1,485
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ジャンプジェイブックスDIGITAL
舌の上の君

  • ISBN:9784087040104

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内容説明

料理人の厨圭は、異世界に迷いこんでしまった。少女・アイサに救われたクリヤは、調理の技術を活かし、少しづつ異世界に馴染んでいく。しかしある日、彼はアイサの真実を知ってしまう。彼女は「サカラ」という、至上の美味を宿した人間で、いずれその身を調理される運命にあったのだ…。ジャンプホラー小説大賞編集長特別賞受賞作!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

55
ジャンプ系小説なめてましたごめんなさい。異世界転生した料理人が辿り着いた世界は食人の文化圏だった・・・死者を食べて送る文化は現実にも存在していたわけだし、受け入れられないこともない。でも食べる為に育てられる世界観はちょっと・・・。というのは食わず嫌い。食わず嫌いなんだよっ!!って叱られている感じ。それが文化として定着しているなら、食べないのは侮辱になってしまうんだよ、とひたすら説得される本書。かわいいアイサを食べる選択肢を本人に迫られる辛さ。構成、伏線もしっかりしているので読まされます。なかなか良かった。2022/05/09

miroku

17
君の膵臓を食べちゃったら美味しかった感じ?2020/03/14

ナコち

8
kindle購入。ホラーたる所以は、結末にこそある。異世界へとひょんな事から転移した先で、料理人である「クリヤ・ケイ」は『食葬』を重んじる国に行き着く。そこで至宝とされる『サカラ』と呼ばれた少女、アイサと運命の出会いを果たす。私は多感な時期に出会った愛犬が亡くなった時、その骨を身に付けたい。出来ることなら食べたかった。それ位、半身の如く思っていたのを読んでいて思い出した。食とは命を食むこと。血肉となることがどういう事か。丁寧に書かれ、ケイと共に苦悩する時を追体験出来る。自身には良作と言える物語だった。2017/11/10

ずや

8
問題作との謳いに惹かれて購入。 突如迷いこんだ異世界は、食葬の文化を持つ国。 その身が熟すときに食べられる運命の「カサラ」の少女。 その少女から自分を調理する料理人になって欲しいと頼まれる厨圭。 死してなお、愛する人たちの血となり肉となり生きる。文化の違い、の一言では片付けられない嫌悪感。 確かに問題作。この息苦しさは、なかなか期待通りではあった。2017/08/26

椎名

7
作者のデビュー作ということで購入。人が亡くなったとき、その亡骸を食べることで弔うという風習。そして、神の子と呼ばれるに相応しい“美味しい”肉体を持って生まれてくる子供の運命。美味しいものを食べたい、という当然の欲求をここまでグロテスクに描けるかぁ……。最後の最後まで救いはなく、食べたいという欲求に全て踏みにじられて消されていくラストにも感服。面白かった。2022/02/11

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