内容説明
はるかな未来、150万年のあいだ意思疎通を拒んでいた孤高世界から、融合世界に使者がやってきた。未知のDNA基盤の生命が存在する可能性があるという。その生命体を探しだそうと考えたラケシュは、友人とともに銀河系中心部をめざす! ……現代SF界最高の作家による究極のハードSF。 解説/板倉充洋
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
DEAN SAITO@1年100冊
7
とにかく、長かった…。マラソン終わったあとの安心感というか達成感というか、読了感としてはそんな感じ。細部細部で気づきはあったけど、何にせよ長くて読み終わるまでにだいたい忘れた。Kindleだと章立てにインデックスされてないので「戻って確認」がすこぶるしづらく、紙で読む方が向いてる。2020/05/02
Pustota
5
難しいところは読み飛ばしても面白い、というのがイーガンの印象だったのだが、これはちょっと無理だった。延々と実験するなら図くらいくれ。わかるかわからないか、というよりわからない前提で楽しめるか楽しめないか、という作品ではないか。学者の解説を読んでの謎解きが要るならもう「分かる」小説ではない。確かに何かを解明していくドラマや、トラブルや悲劇があったりするが、存在として異質すぎてそのストーリーに入っていけない、感情移入できない。自分がいかに人間という狭い枠組みの中で物語に触れているかがよく分かる作品でもあった。2019/06/24
maqiso
5
融合世界から箱船に至るまでの遠未来さと、スプリンター内で相対論が解明されていく流れとが、どちらも複雑なんだけどそれでもひどく面白い。トンネル掘って公転軌道を変えたり人力シミュレーションしたりが当然のように出てくるのも良い。2018/02/10
パ
4
半分くらい読み飛ばしたが、それはそれとしてとても面白かった 馬鹿げた壁の話があっマジか……になるの良い 想像の余地も大きい2024/10/22
ニルコア
4
文字通りScienceのFictionだった。私には荷が重い…ラケシュのゼイへの友情より重い…2023/06/19
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