出版社内容情報
オバマ・トランプ・バイデン米大統領の経済・外交政策、安倍・菅政権の日本経済・政治を各々の専門分野の視点から分析、評価する。
内容説明
アメリカの第一線で50年にわたり教鞭・研究活動を行ってきた経済学者と、ソフトパワーによる国際社会の支持獲得の重要性を説く国際政治学者、二大巨頭による日米政治・経済・社会への洞察。
目次
第1部 アメリカで何が起きているのか(アメリカの対外政策:民主主義VS専制主義;アメリカの政治状況とソフトパワー ほか)
第2部 アメリカの外交戦略:ハード&ソフトパワー(アメリカと日本の関係;グローバリゼーションとアメリカ)
第3部 日本の政治・経済・社会の行方(日本の政治過程;日本経済は復活するのか ほか)
第4部 大学での教育、社会で活きる経済学(大学教育のあり方;経済学の役割)
著者等紹介
佐藤隆三[サトウリュウゾウ]
ニューヨーク大学C.V.スター冠講座名誉教授。1931年秋田県生まれ。一橋大学卒業。経済学博士。ジョンズ・ホプキンス大学にて経済学博士号取得。ブラウン大学教授、ハーバード大学JFK行政大学院兼任教授、ニューヨーク大学C.V.スター財団冠講座教授、ニューヨーク大学日米経営経済研究所所長、東京大学客員教授などを歴任
ナイ,Jr.,ジョセフ・S.[ナイ,JR.,ジョセフS.] [Nye,Jr.,Joseph Samuel]
ハーバード大学特別功労教授。1937年米国ニュージャージー州生まれ。プリンストン大学卒業。ハーバード大学にて政治学博士号取得。カーネギー国際平和基金、ジュネーブ国際問題研究大学院、英国国際問題研究所の客員研究員や教授を歴任。国際政治において政治力や文化的影響力を重視するソフトパワーという概念を提唱した。1994年にはクリントン政権の国務次官補となり、“ナイ・イニシアチブ”と呼ばれる日米安保体制の再定義をめぐる作業を進め、「東アジア戦略報告」を取りまとめた。また、日米両国が取り組むべき課題に対して、2000年から断続的に「アーミテージ・ナイ報告書」として提言している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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