マクロ経済学の核心

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マクロ経済学の核心

  • 著者名:飯田泰之
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 光文社(2017/06発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334039837

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内容説明

経済学は決して浮世離れした理論ではない。情勢を冷静に分析し、未来を予測するために拠って立つ礎となる。景気のトレンド、国の政策の是非、勤めている会社や業界の先行き、賃金は適正か、貯蓄か投資かなど、自分で判断し正しく行動するためには、マクロ経済学の知識が不可欠だ。注目を集める著者独自のナビゲートで、現代を生き抜く知性の力を手に入れろ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パット長月

8
講義、ミクロに続いて著者のマクロ読了。たぶんマクロのほうが著者の本領なのだろう、学習上の配慮・注意が随所に盛られており、とても勉強になった。恥ずかしながらIS-LMのLMがどうも苦手で、ずっとモヤモヤ状態だったのが、ようやく腑に落ちた気がする。それにしても、こんないい本なのに、本書もまた紙の本はすでに絶版。私レベルにはとても寝転んで読めるしろものでなく、「核心」なので教科書のトピックスを網羅したものではないのだろうが、それでも十分の密度。読者が相当限定されるだろうなあ、というのはわかる。が、もったいない。2024/10/06

かず

4
マクロの景気浮揚効果を重視する場合には、人材不足が起きやすい産業、地域を避けるべき。名目金利から予想インフレ率を差し引いた予想実質金利が投資に関する意思決定を左右する。したがって低金利状態で企業の投資を刺激するためには予想インフレ率を上昇させる必要がある。2018/08/11

しゅー

3
★★★『図解ゼロからわかる経済政策』に続き、著者のマクロ経済学の本を読む。光文社新書は編集者があまり口を出さないのか、時々、新書のメリットを感じられないほど、内容詰め込み過ぎで読みづらい本がある。本書も、著者に好きに書かせた感じで、ほぼ普通の教科書だ。ただ、私にとって興味がある分野だったので、興味深く読む。一見、取っつきにくいのだが、個々の理論と理論の間のつながりが見通し良く解説され、かつ我々が引っ掛かりがちな部分を先回りして答えを用意してくれている。例えが適切なのも分かりやすい。手元に置いて再読したい。2020/02/11

hill.384

3
「マクロの核心(コア)を解説する~」とあるものの、いざ読み始めてみれば、GDP統計から新古典派ほかお決まりの各モデルの解説がスタートし、そのまま終わってしまった… 経済情勢ではなくマクロ経済学の本として書かれているが、知識の整理の為のテキストとして使うには寸足らずすぎ、大学1回生のような初学者が読んだとしても、この内容では説明が足らなすぎるんじゃあないだろうか。新書媒体の限界かと。時事的なコラムはまあ楽しめたのが救いだろうか。2017/07/01

Kolon

2
やはり、マクロ経済学を理解するには数学が出来ないと理科したことにならないのを肌身で感じられる本である。2024/10/27

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