幻冬舎単行本<br> 血を繋げる。 勝利の本質を知る、アントラーズの真髄

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幻冬舎単行本
血を繋げる。 勝利の本質を知る、アントラーズの真髄

  • 著者名:鈴木満【著】
  • 価格 ¥1,144(本体¥1,040)
  • 幻冬舎(2017/06発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344031265

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内容説明

「献身、誠実、尊重」をスローガンに、
組織に関わるすべての者が、
勝利のために固く結束する!!

だから、鹿島は勝負強い!

2016年のクラブワールドカップ決勝。
鹿島アントラーズは、世界のサッカーエリートで構成される
レアル・マドリードと対等に渡りあい、世界を驚かせた。

その鹿島アントラーズは、Jリーグでは無類の勝負強さを誇り、
タイトル獲得数は他のチームを圧倒する。

茨城の鹿島は、地理的にも非常に不利な場所にある。
海沿いに位置し、人口も多くはない。
にも関わらず、なぜ、鹿島アントラーズは強いのか。
その中心にいるのが、チーム設立当時から
強化責任者をつとめる、鈴木 満という男だ。

この男が、鹿島アントラーズに脈々と流れる「鹿島の血」を
守り続け、伝え続けてきているから、鹿島はブレない。

著書では、鹿島の血を、いかに繋いできたのかにフォーカスを当てている。

指揮官と選手たちの間に立ち、集団を観察する。
鈴木がチームを観察し、問題が起きそうであれば未然に消し、
綻びができてしまえば、迅速に対処する。
そうやって、鹿島ブランドをつくりあげてきたのだ。

組織を如何にうまく回して結果を出すのか。
ビジネスマンが参考になるメソッドが満載の一冊だ。


1章 サッカーの神様、ジーコ。鹿島の神様、ジーコ。
2章 強化部長こそが、クラブのルールブックである。
3章 血を繋いでいく。勝利をつかみとるための、エピソード45
(例/“もってる人間”を大事にする。/監督にも鹿島の文化を守ってもらう。/OBが伝統を継承する。/アメとムチ。/派閥をつくらない。/編成3割、人間関係7割。/功労者には、ふさわしい最後を。/大舞台では小さな積み重ねこそが重要。)
4章 なぜ、鹿島に人材が集まるのか?
5章 マンさん論。
(石井正忠/柳沢敦/トニーニョ・セレーゾ/高井蘭童/椎本邦一/新井場徹/内田篤人/秋山祐輔)
6章 どこにも負けないクラブをつくる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

路地裏のオヤジ

4
鹿島アントラーズに次ぐ優勝数を誇るものの、今、絶不調の某大阪のチームを応援しているので、鹿島アントラーズの勝者のメンタリティーを知りたいと思い読了。確かに監督の解任や選手補強など、フロントが一貫しているからこそ、大きく崩れないと納得する部分はあった。ぜひフロントは学んでほしい。でも、負け犬の遠吠えかもしれないが、ACLを制してから大きなことは言ってほしいと思ってしまう自分がいる!!!2017/10/01

SU

3
イニエスタは神戸にどういう文化を根付かせるのだろう?とジーコが与えた影響を読みながら思いました2018/05/30

Hitoshi Hirata

3
鹿島の話なのだが、悔しいことにめっちゃいい本だ。 サッカークラブの本としても、ビジネス本としてもめっちゃいい本だ。 ヴォルティスもガンバもこんないいクラブでありますように。 でもこれ、アビスパやセレッソ、グランパスのサポが読んだらちょっとショック受けるんじゃないだろか(苦笑)2017/07/21

林太郎

2
これは、、、カシマが強いのも納得。この強化部長さんが要石になって、チームに一本の筋を通していたのか。。。他の多くのチームが、目の前の成績に右往左往して、分かっていても出来ていない事を、地道に、コツコツ、それでいて妥協無く、厳しく貫いてる。四半世紀の重ね方が全く違う。他のクラブのフロントスタッフ、サポこそ一読すべき。自クラブで、どれだけ、ここに書かれている事が出来ているのかを再認識して、カシマのようになるには膨大な時間と、忍耐と、意思が必要な事を、覚悟すべき。2018/09/09

coolmonster

2
アントラーズは、Jリーグで一番優れたサッカーチームであり、長い期間をかけて継続している安定した優良企業だと考える。このチームの運営手法を一朝一夕に取り入れる事は他チームにはできないだろうが、他チームから有力選手を引き抜いて短期的な強化(しかも、結果は出ない)だけに目を向けているJチームには参考になるのではないか?2017/11/03

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