扶桑社BOOKSミステリー<br> 大諜報(上)

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扶桑社BOOKSミステリー
大諜報(上)

  • ISBN:9784594076931

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内容説明

1908 年3 月。ワシントン海軍工廠で大砲開発の伝説的技術者ラングナーが爆死した。現場には遺書が残されており、当局は自殺と断定。デスクからは賄賂と思われる札束も発見された。
ラングナーの美貌の娘ドロシーはこれに納得できず〈ヴァン・ドーン探偵社〉に調査を依頼、エース探偵ベルが動き出す。
ワシントン、ニューヨーク、カムデン、フィラデルフィア……東海岸を縦横に駆けめぐり捜査を進めるベルの前に、やがて弩級戦艦開発をめぐる謀略が姿を現す。そしてベルの身に危険が迫る!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

100
サポートする人がいるとはいえまだまだ大御所カッスラーは健在ですね。最近はアメリカのむかしの探偵ベルシリーズを書かれているようでこれが三作目です。日本で言うと捕物帳のようなのでしょうが、アメリカでは国家的規模の話です。映画にしてくれると楽しそうですが。2017/08/08

Richard Thornburg

15
感想:★★★★  カッスラー先生のアイザック・ベルシリーズ第3弾!  このシリーズのタイトルは命令口調ではなく(笑)漢字三文字がお約束みたいで、今回は「大諜報」。  舞台は第一次世界大戦前夜の1908年で、各国が弩級戦艦の開発に目の色を変えて取り組んでいる時代です。  探偵であるベルと諜報活動にどのような絡みが出てくるのかと思っていましたが、そこはソレ。  上手くストーリーに織り込んでくれています。  のっけからの破壊工作と、同様に進められる暗殺。  2018/06/24

ゆーぼー

9
大破壊以来のアイザック・ベルシリーズだ。 100年も昔のストーリーなので、当時の映像を想像するとセピア色に見えてしまうのは、私だけだろうか? 現代のような便利グッズが無かった時代だけに、その時代の人たちの行動に工夫が見て取れる。 ベル達の捜査により、スパイ達の計画が、おぼろげながら見えた来たが、その黒幕への距離はまた遠いようだ。 腕利き探偵ベルの活躍を下巻に追おう。2017/07/30

中島直人

5
(図書館)読了2019/08/07

コブタ

4
原題が「The Spy」だけあって米国海軍絡みの諜報戦を舞台にした話。相変わらずベルの超人的な活躍にハラハラしながら下へと続く。2017/09/09

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