内容説明
血縁を超えた「家族の絆」の新しいカタチ。
女性ファイナンシャルプランナーとして第一人者の著者が、アメリカ人の夫との実子(長女)がいながら里親として日本人の2歳の女の子を受託し、のちに養子(次女)として縁組みした体験を、乳児院での初めての面会から一家でアメリカに暮らすまでの5年間を振り返って綴る。
国際結婚、仕事と育児の両立、夫の失業と転職、実子と養子の葛藤、日米の育児の違い等々、次々と問題を乗り越え進化していく過程で、旧来の血縁にしばられた日本的家族のあり方とは異なる、新しい形の「家族の絆」が描き出される。
家族とは何か、幸せとは何か。敏腕女性ファイナンシャルプランナーが、自然体で次々と実現していく最高のライフプラン。お金では買えない「かけがえのないもの」をつかんでいく生き様は、誰ものヒントになるはずだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミズグ
2
子供と親の関係はユニーク。ひとつとして同じものはない。だから同じようにではなくて、それぞれの子にちゃんと向き合えばいい。二人以上の子供がいるときに、好きな子供と好きになれない子供とがいるときに、親が罪悪感を持つ必要はない。ただし、子供にそれを見せないこと、公平に扱うことが大切。2012/06/26
ybhkr
0
わたしは逆に養子のブログを見て興味を持ったのでメディアへの露出は人それぞれでいいんじゃないかな、と思う。著者は会社経営しているだけあってものすごく意思が強く、主張もはっきりしている。だからこそアメリカでの暮らしが日本よりも合っているように思える。アメリカに行くことで子供たちも家族の多様性について感じ方がよい方向に代わっていったように思う。ハーフと養子というマイノリティ同士というのも感じるところがあったのかも。日本の養子制度ももっと選択肢が広がり偏見が少なくなるとよいのだが。離婚くらいポピュラーになればなあ2016/05/22
はちまろ
0
日本での養子の具体的な迎え方等、知りたかったことが書いてあった。2013/02/24
いるく
0
うん。2012/09/01
月華
0
図書館 読みやすく、一気に読めました。著者の体験が率直に書かれている本だと思いました。2012/08/16
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