創元推理文庫<br> 殺人は展示する―初版本図書館の事件簿

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創元推理文庫
殺人は展示する―初版本図書館の事件簿

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  • サイズ 文庫判/ページ数 480p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488232061
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

展示会マネージャーが殺された。
事件を解く鍵は、
最高に貴重な名作ミステリの初版本に!?
本を愛する人々に贈る、ミステリ・シリーズ!
駆け出しキュレーターの奮闘と推理

わたしはイングランドのバースにある、初版本協会のキュレーター。アガサ・クリスティなどのミステリの初版本を収める図書館をもつ協会の知名度を向上させるため、講演会の企画をついにスタートさせる。それと並行して、協会創設者の生涯がテーマの展覧会の準備に奮闘していると、事件が起きて……。原因はセイヤーズの『殺人は広告する』の最高に貴重な一冊に? 本を愛する人々に贈る、〈初版本図書館の事件簿〉シリーズ第2弾!

内容説明

わたしはイングランドのバースにある初版本協会のキュレーター。協会創設者の生涯をテーマにした展覧会を企画中だ。初めての仕事に奮闘していたところ、やっと依頼できた展覧会マネージャーが死体で発見されてしまう。事件を解く鍵は、セイヤーズの名作『殺人は広告する』の最高に貴重な一冊にあるのか…?本を愛する人々に贈る、“初版本図書館の事件簿”シリーズ第2弾!

著者等紹介

ウィンゲイト,マーティ[ウィンゲイト,マーティ] [Wingate,Marty]
アメリカのシアトル生まれ。ガーデニング関連の実用書を発表したのち、小説家に転向。イングランドを舞台に、テキサス出身の園芸家が活躍するコージーミステリシリーズや、第二次世界大戦中の女性パイロットの活躍を描くGlamour Girls(2021)などを発表している

藤井美佐子[フジイミサコ]
翻訳家。横浜市立大学文理学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

267
少々鬱陶しい主人公ヘイリーのキャラクター含めて、雰囲気がとても好きなので続編も追っていくつもりではいる。ただし、ミステリとしてはもうあまり期待できない予感がしている。今作も事件自体は、警察の地道な足取り捜査だけでじゅうぶんに解決できそうな内容であり、作者の癖なのか、前作に続いて犯人の見せ方がとにかく上手くない。ここまで真犯人になんの驚きもないミステリも久しぶりじゃないかというレベル。なんだかんだいっても、登場人物に魅力があり、物語全体では読ませるものがあるので、今後の作品でこの点なんとか克服してほしい。2024/01/31

21
初版本協会でレディ・ファウリングの生涯の展覧会を開こうとしていたところ、雇ったマネージャーが殺されてしまった。ドロシー・L・セイヤーズの『殺人は広告する』の本に絡んで話しが進んでいく。今回のヘイリーの悩みごとは恋人になったヴァルの24歳の双子の娘たちに会い牽制されたことに、展示物が全く決まらない展覧会への開催に奔走する。前巻でミステリを一冊も読んでいなかったのを挽回している最中だった。中年のカップルのいちゃいちゃ具合を好意的にみるか、鬱陶しく思うかで好みが別れそう。軽く読むにはちょうどよかった。2024/01/04

Naoko Takemoto

11
一応、一作目は読んだがそのあらすじを殆ど忘れており、なんでまたこのキュレーターのヘイリーと大学講師(男)がなぜにここまでいちゃついているのか・・同じ建造物の中に同僚が暮らしてるんだせ、しかも妙齢の独身女性が、その上階でいちゃつき放題って苦笑しかない。タイトルの『初版本図書館』ここは図書館なのか?ただの協会では?外部で展覧会を企画し、雇った曰くつき展覧会マネージャーが殺されて・・セイヤーズの名作『殺人は広告する』をモチーフにしたあらすじだが今ひとつ。ヘイリーの性格や能力が掴みきれない。2024/03/19

ふかborn

6
初版本協会シリーズの続きが読めて嬉しい。何しろ、その後のヘイリーとヴァルがどう進展したのか気になっていた。毎日忙しくしながらも、お互いの娘たちに対して真摯に向き合って、非常に好感が持てる。対して展示会に関わるスタッフは凄くイラつくのだが、双方でバランスの取り方が良い。イラつくし仕事は進まんし殺人事件は起こるしで、ヘイリーのやる事が多い!娘の所から数時間かけて帰ってきたヘイリーを厭わずに迎えに行ったヴァルにうるうる来た。ところで猫のバンターは、セイヤーズ作品の主人公ピーター卿の従僕の名前が元だと既出だっけ?2024/02/25

喫茶ふくろう

4
主人公ヘイリーは大学生のシングルマザーであり、貧乏でも裕福でもない一種の専門職で、シングルファーザーの彼もいて、週末には母の家に泊まりに行き話も聞いてもらえる、と。細々とした中年女性の生活の描写を楽しんだ。 図書館のキュレーターとして展覧会の準備をする中でまたもや殺人事件が起きる。前の事件でおなじみの刑事部長と刑事さんも登場。米花町で次々と凶悪事件にかかわる某アニメ主人公に似た展開となっていくのか。今作で事務局長の私生活と過去が少し開示され、シリーズを通して過去が明らかになっていくのかなという予感も。2024/01/02

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