集英社コバルト文庫<br> すべてがおまえに背いても ――高貴な罪びとを愛した少女の物語――

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集英社コバルト文庫
すべてがおまえに背いても ――高貴な罪びとを愛した少女の物語――

  • ISBN:9784086080330

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内容説明

女神の不興を買ったとして断罪された王子フォルシティアは、流刑地ラタ島へ送られた。島の領主の娘エディスは王子に惹かれ、足繁く館に通っていたが、幼なじみの青年ルウェインとの縁談が持ち上がる。抵抗するエディスに業を煮やした家族は、王子と離れれば諦めるだろうと考え、強引にエディスを本土へと送ってしまう。その頃、王国本土では邪教徒による少女誘拐事件が相次いでおり…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マチ

3
ディルラートが裏切り殺されたりニーナが殺されたりしたのが非常に悲しかったけど、最後驚きの奇跡が起きて生き返ったから良かった〜。我鳥先生のシリアスは初めて読んだけど、後味が悪くなくって良かったわ。2017/04/17

Sally

2
作中の世界で後々伝説になりそうな、神々の試練に堂々と立ち向かい幸せを手にした王子と令嬢の恋物語。ストーリーは終盤までヒーローにかけられた呪いを軸に味方の裏切りが繰り返される重い展開。そんな中最後まで互いへの愛と矜持を貫いたヒーローとヒロインの姿に圧倒された。天然な言動が可愛いヒロインの直向きな愛に感動しつつ、呪いが解けたら人が変わったようにヒロインへの愛慕を隠さなくなったヒーローには笑ってしまったが、7年間高潔さを失わず、切ない想いを胸に秘めて生きてきた彼が漸く掴んだ幸福を祝わずにはいられない。★★★★★2017/12/27

日向

1
★★☆☆☆2019/02/05

MAMI.

1
★★★★☆2018/01/05

ありばにあ

0
ヒーローがとにかく可哀想で可哀想で、でもどんな辛い状況でも決して高潔さを失わない格好良い王子様だった一方、ヒロインはお花畑すぎるなぁ、と。ペットみたい。そうじゃなかったら、あそこまでヒーローについていけなかったとは思いますが……。でも、最後はヒロインの愛に感動しました。2017/12/23

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