内容説明
極寒のローラント王国。カリカは城の床に魔法陣を描き、長い呪文を唱えていた。城付きの占い師スーチャは明日処刑されてしまう! スーチャを助けるため、カリカは必死で助けを求めていた! すると目の前に現れたのは魔王サルドニュクスと魔法使いのスマート。他の世界から呼び出されたのだった。「僕は何でも出来る」と言う魔王だったが、すぐに眠ってしまい…!? 「魔王」シリーズ第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花野
6
野梨原さんの紡ぐこの優しい物語こそが素敵な魔法でしょう…。陛下とユウレルダヤのしりとりの様子が読みたかったなぁ。2012/02/15
優翔
5
最初はなんだこれだったww魔王出てきてすぐ寝るしwwwちょっと期待してたのに・・・><カリカが時たまに男言葉を使っていたのも良かった!!他にも魔王という存在がいるらしいし、すごく気になります。2013/02/03
まとい
4
心地好い終わり方でした。カリカは勿論だけど、周りの女性たちもそれぞれ魅力的で、素敵で、みんな好き。挿し絵が少なかったのがちょっと残念。宮城さんの描く王妃様が見てみたかったなぁ。2011/06/10
こんこん
4
ああそうか、このシリーズはこうやって別々の世界を渡り歩くもので、あの二人はゲストなのか、と読み出したら、速攻で我らが大賢者様がメインどころをはっていた。まあそういう人ですよね、あの人。そして、スーチャはあまり今までにない方向に「変」だったと思います。とても。2010/11/02
あおいたくと@灯れ松明の火
4
読み始めと読み終わりの頃のスーチャの印象がガラリと変わった(笑)別次元?の魔王的存在はこれからも登場してくるのかな?とやや期待。ユウレルダヤと王様は仲良くなってほしいなと切に願う。ユウレルダヤの一途な想いにぐっときた。2010/05/24