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内容説明
山間に佇むコーヒーが名産の温泉街「珈乃香温泉」。 その街にあるコーヒー専門の施設・カルディ学園に通うため訪れた琥珀は、街外れの「純喫茶もか」で、もか・ミルの2人と意気投合する。 そんな3人は、カルディ学園の学校説明会へやってきたが、突如現れたド派手な学園長により、授業料免除を賭けた試験がはじまってしまい!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫雲寺 篝
5
気候変動をきっかけとしコーヒーによってよみがえった街にやってきた少女琥珀。彼女の目的はコーヒー専門の学校施設私立カルディ学園に入学する事だった。お嬢様気質の琥珀は道に迷ったり、財布を落としたり。街で出会った派手な女の子のミル、そして初めて訪れた喫茶店にいた少女もかと共に、3人は学校見学会に訪れるが……！？コーヒーの漫画だが、コーヒーの話ばかりに寄らないふんわりした漫画。絵柄は安定しており、よくキャラも描きわけが出来ていて、老若男女可愛いらしいビジュアルになっている。話は王道。2018/08/25
祐樹一依
3
【○】珈琲が特産の温泉街。2023/06/18
たまぽんず
3
可愛らしいキャラと生き生きした表情、飽きさせない画面作りなどかなりの力量を持つ作者。どことなく日向悠二氏を彷彿とさせる。作風のセンスはなかなかよい。その一方、どうしても粗が目立ってしまうのがシナリオ。学園に入学するまでの件が少し冗長で、それなら最初から居候でよかったのではと思う。展開も少し強引で因果関係も腑に落ちない点が多々ある。あまり深く考えずに絵柄を楽しんでゆったりしたい人にはよいだろう。角川ではなく芳文社ならもう少し続いていたかもしれない。個人的には絵柄はとても好み。2022/12/19
ひいろ
2
琥珀はコーヒーに何か関係あるのかな、豆のブランドとか？2023/07/28
卯月
2
後輩所有。表紙見て真ん中（椿もか）が主人公と思ったが、物語は左の甘露寺琥珀が、コーヒー専門学校カルディ学園のある珈乃香温泉を訪れることから始まる。そこで出会ったのがミルと、喫茶店の孫娘もか。三人は学校見学会で特待生試験を受ける（利き珈琲）。『わたしのカイロス』は幸せな結末を迎えられる気がしない(汗)が、こちらは楽しい学園物。地軸のズレによる気候変動の結果、世界でもここにしかない奇跡のコーヒーの木『カンタータ』が生えました、とかしれっと凄い設定が入ってるけど。「とちゅうで変な実食べませんでしたか？」(笑)。2017/12/13
