MF文庫J<br> 世界最強の人見知りと魔物が消えそうな黄昏迷宮 1. - 冒険者世界も不景気です

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MF文庫J
世界最強の人見知りと魔物が消えそうな黄昏迷宮 1. - 冒険者世界も不景気です

  • ISBN:9784040692883

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内容説明

迷宮の魔物を狩り、資源を得ることで発展したローゼンガルド帝国。しかし安価な蘇生魔法の開発等効率的な迷宮攻略が魔物を激減させた。世界の経済的な危機に1人の新米騎士と3人のダメすぎる天才が集められ……!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スズ

47
迷宮の魔物を狩り、様々な素材を得る事で発展したローゼンガルド帝国だが、長年の魔物の乱獲で魔物が大減少したため、魔物の保護活動を行う事に。新米騎士の少女ティルムは魔物を保護するチームのまとめ役兼『皇室』の代表として迷宮探索を命じられるのだが…。最強だが超絶人見知りの戦士『冒険者ギルド』代表セージ、口を開けば毒舌皮肉だらけの神官の少女『神殿連盟』代表アルリアナ、嫁に行けない事を真剣に悩む守銭奴商人『商人組合』代表ククリカの問題児ばかりのチームに戸惑うティルムですが、チームのお母さん役として頑張る彼女が良かった2018/03/11

ナカショー

15
面白かったです。国が人工迷宮を造ることになり元あった迷宮にいるモンスター達を保護活動をすることになった主人公達の冒険譚。綺麗な土下座をかます姫様が個人的に好きでした。次も楽しみです。2017/06/27

真白優樹

15
魔物が枯渇し、枯れた迷宮が出現しだした帝国を舞台に、騎士の少女と三人の天才が人口迷宮を作る為、魔物を捕獲する物語。―――滅びゆく国、けどそれでも日常は笑顔で。危機に陥る敵、狩る為に集められる魔物、魔物達の疑問。そんな超現実的な問題を孕む世界観の中、全力でドタバタ騒ぐコメディなのが本作であり、軽妙で愉快なやり取りを繰り広げる彼等が、大騒ぎしながら仲を深めつつ、魔物達を捕まえていく、そんな過程の中の面白おかしさに是非肩の力を抜いて飛び込んでほしい。きっと、心の底から笑顔になれる筈である。 次巻も楽しみである。2017/05/24

サキイカスルメ

14
楽しい!迷宮の魔物を狩る冒険者だらけの国「ローゼンガルド帝国」で、魔物の枯渇問題を密やかに解決するため、魔物の捕獲任務に集められたティルム達のお話。集まってすぐは、まとまらないパーティでしたが、最後には仲良しパーティになってましたね。全体的にほのぼのとしていて、楽しかったです。超絶人見知り過ぎて、あまり主人公らしくない(笑)セージは素顔が全く出てこなかったので、私気になります!これでイケメンだったら、またククリカの叫びが響き渡るんだろうなぁ。女の子メンバーも、みんな可愛くて好きですね。2017/05/31

福餅

13
多すぎる冒険者に狩られ魔物が減少した国で、予測される経済破綻を回避する為のある計画の実働部隊に選ばれたお人好しの新米騎士『ティルム』と三人の天才のお話。葉村先生には珍しく全体的にまったり風味の建設的なお話で楽しかったです。魔物の捕獲という難題と有能だけど問題のある天才達を相手に、持ち前の面倒見の良さを発揮するティルムとそんな彼女に影響された三人が、ノリの良いやりとりを繰り広げながらちょっとずつ成長し距離が縮まっていく様子がほっこりしていて良かったです。でも皇女様の交渉術はほんとズルい(笑)。続きも楽しみ。2017/05/31

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