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内容説明
舞台は四島日本化に移った!!
クレムリンを攻略する、対露政策の決定版。
領土問題解決の道筋は見えた。
現役外交官時代、ソ連崩壊期に匿名で緊急出版した幻の論稿を初掲載!
戦後70年を過ぎたが、北方領土交渉は実際には進捗したのか、後退したのか?
ソ連時代からあの国と交渉をし、いまも分析を続ける著者が交渉の実態を解説する。
本書には現役外交官時代、ソ連崩壊期に匿名で著した『ソ連の「ほんとう」のホント』を初掲載!!!
外交分析に必要な内在論理は、冷戦期も今も変わっていないのだ。
外交という“戦争”の肝を抑える、インテリジェンスの指南書。
<目次>
まえがき
第1部 極東新時代
第2部 毒蛇と毒サソリ
第3部 外交という戦争
第4部 北方領土
特別掲載 ソ連の「ほんとうのホント」
プロローグ いま、「純粋民族衝動」がソ連を襲っている
第一章 なぜ、バルトは泥沼に陥ったのか
第二章 先祖返りする諸民族
エピローグ 難局をどう乗り越える、ゴルバチョフ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Happy Like a Honeybee
5
巻末にある作品はロシア情勢を俯瞰できる手掛かりに。 2〜30年経ても、民族の内在的論理は大きな変化がないのか。 中国を牽制するためにもロシアとの協力は不可欠だ。2017/07/25
元よしだ
3
ぶつ切り記事~~ ほぼほぼ流し読み~2018/08/16
たけふじ
2
筆者が述べるのは「北方領土問題でロシア外務省は譲歩をするつもりがない」ということ。だからこそ、外務省界隈から漏れ聞こえる「日本の法的管轄が認められなければ経済活動を行わない」という一見愛国的に見える提案は領土を放棄するのと同じことだ、と言い切る。そこで必要になってくるのが、日本の法律からでもロシア法からでも解釈できる「擬制」をつくること。恐らく16年末の長門会談の成果がこれになってくるのかと思うが、果たして外務省がどれだけの力を発揮できるのだろうか。会談から1年3カ月経ったが、明るい話は聞こえてこない。2018/02/25
モビエイト
2
日露関係、特に北方領土が解決するのかが一番な関心事項で佐藤さんの見解を知りたくて読みました。 なかなか難しいですが、プーチンの時を逃したら無理かもしれませんね。2017/06/29
たぬきち
2
別の本で新聞そのままであったならインフォメーションだが、それを切り抜いて部類ごとにまとめるとインテリジェンスになると話していたと記憶している。 前半はまさにそれであり2013~2016年の日露外交について佐藤氏の考察を加えてさらにレベルの高いものとなっている。 日露交渉の背後に見えるアメリカの存在を以前からロシアの声を通じてつついていたとは嫌らしい。けれどもロシアの声は日本語版もあるのに日本のメディアでこのメッセージが取り上げられない違和感の方が強い。 2017/06/22
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