内容説明
島国エリスンのデュガー魔法院に転向してきた16才の少女フォルミカ。大陸にいる時とは違い品行方正、清廉潔白を目指すフォルミカ。美しい彼女には、転校初日からラブレターやバラの花が渡されるが、ウブな彼女には意味がわからない――。実はこのフォルミカは、大陸ではかなりワケありで…!? 魔法、学園、そして少女と少年。不思議な国エリスンを舞台にした初恋マジカルファンタジー。
目次
第一章 思春期にありがちな若者の作文
第二章 なんでぱんつって見られると恥ずかしいの
第三章 いきなり来られて偉そうに言われて
第四章 放課後から消灯までと消灯後の一幕
第五章 吊り橋理論でいってみよう
第六章 抱擁はこれで複数回に渡ります
第七章 日頃の勉強がものをいうわけです
第八章 デュガー魔法院校訓『いかなる時も胸を張り、星を見つめるべし』
第九章 放たれた一矢としての自分の存在
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユウ@八戸
4
ｱﾆﾒとかドラマCDとかになればいいのにってくらい好き。ダンスのシーンとかロックとかすごいワクワク読める。ヒロイン強すぎるし。…あ、ｱﾆﾒは巨乳のあれがあるから無理か2011/04/26
里希
3
もうちょっと一冊で完結してるかなあと期待して読んだらものすごい第一巻って感じだった。や、いいんだけど。野梨原さんのキャラクターの名前の語感がなんか好きです。いまや一大ジャンルとして成立しそうな魔法学園モノだけれど、その中でフォルミカたちがものすごい青春してるなあいいなあちくしょうと思いました。身長差っていいよね。このままいくとヒロインはリクトなのか（笑）2010/04/01
みかづき
1
やっぱりこの作家さんのヒロインはいいよね！と思っていたら、他の女子も強い強い。シャワーのシーンとか、小僧呼ばわりとか、シャープペン折り曲げちゃったリクトとか、さらさら計算式をとくクローマとか、個性豊かな先生陣とか、非常事態の生徒たちの結束力とか、いろんなところでくすっとなったりじわっとなったり。ゲマの王冠ない状態が知りたくてたまらないので、二巻でぜひ見られるといいなーと。重大な引きで終わったので期待大です。2012/05/26
とかこ
1
最近にわかに再ハマリしている作品。17歳で死んで世界を保つ｢ベルム｣のいる世界。ちょーとかマルタ外伝にもあった設定ですよね、知ってる。一番前面でこのテーマ書けた作品じゃないかな。冒頭のフォルミカの作文は結構色んな人が思う筈。音楽と踊りの場面は凄くわくわくした。しかし、中の挿絵は割と可愛いのに表紙はどうしてこうなった2010/10/12
とかこ
1
ちょーの後だと名前に馴染みがなくてちょっと苦しかった作品。アクティスとジャスティスの区別が(笑)リクトとアクは略すとアクリクだし。サブタイトルが面白いのって２度楽しめるんだけど「なんでぱんつって見られると恥ずかしいの」は特にうけた。しかもミカちゃん恥ずかしがってない(笑)
