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内容説明
ウルトラライトハイキングの思想と実践を、ポップなイラストともに解説したULH入門書、待望の文庫化!
ウルトラライトハイキングの「軽さ」にしか目を向けないのはもったいない。
むしろ、その向こう側にある「シンプルさ」や「自然との関係」にこそ、ウルトラライトハイキングの核心があるのです。
ハイカーはもちろん、自然に興味をもつ多くの方に、こんなハイキングスタイルがあることを知ってもらえたらと思います。
そしてこの本が、そんな人々に少しでも役立てば、これに勝る喜びはありません。
※本邦初のウルトラライトハイキング解説本『ウルトラライトハイキング(2011年2月12日刊行)』を文庫化。
アメリカの3000kmを超える長大なトレイルを数ヶ月かけて歩き通す、スルーハイカー。 彼らは独自の理念で既成の商品にはない軽くシンプルな道具を自作し、 歩き通すためのノウハウを確立してきました。 本書ではアメリカ生まれのウルトラライトハイキングを解説するとともに、日本での実践方法を紹介しています。
※著者より「ウルトラライトハイキングの「軽さ」にしか目を向けないのはもったいない。むしろ、その向こう側にある「シンプルさ」や「自然との関係」にこそ、ウルトラライトハイキングの核心があるのです。ハイカーはもちろん、自然に興味をもつ多くの方に、こんなハイキングスタイルがあることを知ってもらえたらと思います。そしてこの本が、そんな人々に少しでも役立てば、これに勝る喜びはありません」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
goro@the_booby
54
ライトには重さもあるけどこれはシンプルに近い感覚。過剰な装備を見直す時期かもしれないなぁ~。読んでよかったしもっと早くに読めば良かった。一度ハイカーズデポのお店に行きたいと思ってましたが今度行って来よう。吾唯知足の気持ちは大事なんだと気付かせてくれました。2019/03/20
イワトコナマズ
14
登山靴といえばハイカットという先入観を持っていましたが、今度ローカットを試してみようと思います。2022/10/31
kenitirokikuti
14
ことばとしては、「バックパッキング」で不足はないのだけど、登山の場合は金属フレームつきのバックパッカーパックや足首を固定するブーツという、相対的にはがっちりスタイルも含まれるため、さらに軽装を計ったものをウルトラライトと呼ぶそうである。より野生に近いトレイルを行うというコンセプトであって、反テクノロジーではない。また、ライトであってイージーではなく、野宿してアパラチア山脈縦走(3000km)するぐらいなので、凍死しないよう雨具やテントのガイドにページが割かれている。2018/05/27
ココアにんにく
10
「ウルトラライトハイキング」初めて聞く言葉です。その言葉と装丁とイラストに惹かれて読みました。私の好きな「歩く事」と「モノを減らす事」が掛け算になったハイキングなので読んでいてただただ楽しい!「3の法則」など危機管理も大切。道具の軽さにも驚き。ベースウエイトが10オンス(4.5㎏)以下って信じられない軽さですね。宿泊までは考えていませんが、日常の歩きでの注意点としても読めました。レインウエアや直射日光、水分補給など特に。2018/10/29
Nao Funasoko
10
夏の課題図書4冊目。先日、檜原村へ行ったことや「影裏」を読んだことなどが重なり外遊び熱が再発しそうな予感から手にとった一冊。鳥見をはじめるようになってから「外遊びは遊び道具が少なければ少ないほど面白い」という思いが強くなってきたこともあり興味深く読了。鳥を中心とした自然観察の定点観察は身についてきた。そろそろフィールドをちょっと広げることも意識しようなかなと思っていた矢先だったので参考になった。2017/08/17