内容説明
前に進むための、映画
苦しいとき、哀しいとき、人生に迷っているとき、自信を失ったとき……映画を観るときの気分によって、作品の印象は大きく左右されるものです。裏返せばそれは、「こんな気分のときにはこんな映画」というおすすめの仕方ができる、ということでもあります。ネガティブな気分に苛まれたときに、時には、映画を観ることで一歩前に踏み出す「気分」にもなれるのではないでしょうか。本書では、五所純子、佐藤彩華、東良美季、真魚八重子、横木亜衣、若木康輔、そして編者の佐野亨の書き手7名が、自身の体験や感覚を踏まえて「気分に寄り添った映画」を紹介します。そんな「前に進むための」映画ガイドが、あなたの背中をそっと押してくれることでしょう。
目次
■進路に迷ったときに
■孤独をかかえたときに
■生きる希望を見失ったときに
■片想いしているときに
■パートナーに浮気されたときに
■元カレ・元カノが忘れられないときに
■現実から逃げ出したいときに
■家族のことで悩んだときに
■仕事で行きづまったときに
■たいせつなひとを失ったときに
■夢破れたときに
■自分を見つめなおしたいときに
◇エッセイ こんな「気分」のときにはこんな映画
◎森下くるみ(文筆家)
◎山内マリコ(作家)
◎文月悠光(詩人)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
訪問者
2
こういう本を読むと観たい映画がどんどん増えてしまう。本は読まねばならないし困ったことである。2019/04/28
なやら
1
7人のライターさんによる映画カタログ本。といっても沢山観てるウチらがオススメを紹介してやるぜ、みたいな居丈高な本ではなく、各人が自分の経験や心情に引き寄せて書いてる印象でとても良い。主観的に書くことを封じない編集スタンスがエライと思う。 あと五所純子さんの文章だけが圧倒的すぎて浮いている笑 だけどそれもなんかサイコー。2017/07/23
abbie
0
「ギルバート・グレイプ」から始まるなんて好きにならないはずがない!押し付けがましくないけれど、きちんと観たくなりました。映画っていいものですよね2017/07/31
もり
0
この本に登場する作家さんにうつ病経験者や若いころの登校拒否の方が多いのはなぜなのか。。。2017/06/19
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