角川文庫<br> バカボンのパパと読む「老子」

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角川文庫
バカボンのパパと読む「老子」

  • ISBN:9784041049242

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内容説明

あっ、わしと似ているのだ!!
「バカボンのパパ語訳」による老子本、待望の文庫化!

今、日本はとんでもない問題を数多く抱えている。そんななか、老子の「無為自然」の考えがきっと役に立つはず。生きるということは自然の摂理とともにあるということ。そこから始めるしかないのだ。しかし、漢字だらけの老子の文章を読み解くのは難しい。そんなときにあらわれたのが、「バカボンのパパ」だった――。とっつきにくい漢文をわかりやすく解説する、「バカボンのパパ語訳」による老子本の登場。これでいいのだ。

老子の全81章を
・原文と読み下し文
・日本語訳
・バカボンのパパ語訳
で読み解く。
「バカボンのパパ」による超訳を試みた画期的な老子本の登場。
バカボン一家のみんなも紙面で活躍!
「わしと一緒に『老子』を読むのだ」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Y2K☮

46
TAO。それは欲望に囚われず、何物にも執着せず、水の如くさらさら流れる生き方。赤ちゃんの自然体。とはいえ欲を全く持たずに生きるのは無理だし、清廉過ぎる戒めは却って不自然な歪みをもたらす。まずは己の内の陰と陽を受け入れ、フラットな日常から謙虚に楽しみを見出していこう。ドリアン氏も指摘してるけど、戦国期に書かれたが故に愚民政策の推奨など「え?」という点もある。でもそれが普通。全てに同意できる本は逆に疑わしい。自然でいようと願うのが既に不自然だし。要は足るを知る、一生懸命やって結果は天に委ねる。これでいいのだ!2017/01/05

joyjoy

8
「これでいいのだ‼」と「無為自然」のイメージがなんとなく重なった。でも自分には「TAO」はとてもつかめない。味がないし見えないし聞こえないのだから、つかもうとすること自体がまちがいなのかも?2022/08/19

けん

6
★2.52022/02/27

ue3104

5
「老子」をわかりやすく解説するために、なじみやすくバカボンのパパが解説してる形式をとっていますが、どうなんでしょう・・・微妙でした。「老子」が訴えていることと、バカボンのパパの生き方に共通点があるということは理解できました。 ただ、庶民を馬鹿にしてる感を強く感じてしまい、今の時代にそのまま活かすのは難しいようにも思います。2019/12/28

6haramitsu

3
バカボンのパパ訳だけななめ読み。分かるような分からないようなだけど、慣れてくるとふむふむという感じでさっと読める。天網恢恢疎にして漏らさずとか懐かしかった。やっぱり無為自然大事だなぁ。無為自然を意識して生活していきたいから、定期的に老子の本を読むのはいいと思った。2020/06/09

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