内容説明
女ふたり、男ふたり、全員30代。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの演奏者として夢が叶わなかった彼らはある日、東京のカラオケボックスで偶然出会った。しかし、カルテットを組み軽井沢でひと冬の共同生活を送ることになった彼らの“偶然”には、大きな秘密が隠されていて…。冬の軽井沢を舞台に、恋と秘密と嘘が織りなす話題のドラマのシナリオ本!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あや
37
ドラマのシナリオ本。 読んでると、ドラマでの俳優さんがリアルに頭の中でそれぞれの役を演じてくれ、楽しんで読めた。 こうやって読んでみると会話の一つ一つが印象深い素敵なドラマだったなぁ、と改めて思った。 「カルテット2」もすでに購入しているので読むのが楽しみ。2017/04/11
とこっぷり
18
大好きな脚本家の大好きなドラマがこんな形で観光されているのを知り手に取りました。シナリオを読むのが初めてだったので、最初はちょっと戸惑いましたが、あっという間に4人が動き出し、脳内ドラマが再現されていきました。やっぱり面白い。時間があればもう一度見たい!!!後半の動きも楽しみだぁ。2018/11/15
五月雨みどり
17
ドラマ最終回を目前に、シナリオ(前半5話分)を読む。よく練られた含みのあるそれでいて自然な台詞回しとト書き(これは喋りも動きも視線や表情や間がとても大事っぽくて、演じるの難しそう)。ゾクゾクする面白さ。そして伏線がどんどん回収される後半はもっと面白くなる。2017/03/20
入江
15
ドラマが面白くて、ついシナリオを確認したくなりました。ほぼ、本の通りやっておられたんですね。読み物としても、キャラクターが立っていて引き込まれます。2021/04/03
紀梨香
9
ああ、そうだった。こんなドラマだった…とかみしめながら読みました。映像がない分登場人物のキャラクターがより伝わってきました。2019/03/11