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内容説明
過多なストレスから、皮膚が裏返ってしまった人間=ウラガエリ。その特徴は、自己の欲望の抑えがきかなくなること。男への過剰な嫌悪感を隠さない検事、梶井マリアは、レイプ犯の殲滅こそが“欲望”であった―――。
この第3巻では、マリアをウラガエリへと導いた凄惨な事件と、“ある人物”との関係性が明らかになる。そして迎える娘・アヤカとの戦い。
激しさを増すグロ描写と緻密なプロット。ページをめくる手が止まらなくなるノンストップパニックホラー。ボリュームたっぷり余韻増し増しの324ページ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hannahhannah
8
女性検事の長い長い回想。壮絶で目を覆うよなエグさ。主人公のヤクザは終盤にちょろっと出てくるだけ。犯罪者に人権はないと本気で思ってる人たちがいるけど、どうなのかね。誰でも犯罪者になる可能性はあるし、人権がなければ裁判を受けさせることもできない。何より犯罪者の人権を守ることが犯罪者でない人間の人権を守ることにも繋がる。犯罪者の人権を認めなければ、犯罪者でない人たちの人権まで制限されるようになるのは時間の問題だろう。2018/08/06
打倒ベース教授
5
人は他人にどこまでも残酷になれる生き物であり、同じようにどこまでも慈悲深くなれる生き物でもある。テミスが最期に貫いた正義は我が子に対する愛情だった。2015/03/13
ゆーちゃん
5
性犯罪・宗教と内容は依然としてディープ。ひとりの女の波乱万丈な人生が衝撃的過ぎて、ページをめくるのが止まらない。正義って何なのだろうとこのコミックを通して考えるようになった。2015/03/04
かん
2
マリアさんがおかしくなるのもわかるけどやっぱりみんな頭がおかしい。2017/02/04
アイオー安楽
1
女子高生コンクリ事件が題材とされた内容。2021/04/25