鳥葬のバベル（２）

著者名：二宮志郎【著】

講談社（2017/04発売）

• ISBN：9784063887174

内容説明

恩師を巨鳥に喰われた加瀬宗助は、その娘マリとの生活を始める。しかし、マリと完全にDNAの一致した死体が見つかったことにより、事態は急転する。一方、引きこもりの少年、明は、幼なじみの少女、美波が巨鳥に喰い殺されるところを目撃してしまう。家に飛び帰って震える明のもとに現れたのは、ついさっき死んだはずの美波だった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[わち ⊱^>ω<^⊰ฅ]

おおぅ…｡何だ何だ？凄く事件は進んでる。のに､未だ何にも解らず。ここまでがプロローグ？気になる。気になる…

2017/05/04

[紫雲寺 篝]

被害者の少女マリは死んでいた。では宗助のもとにいるこの少女は！？一方、別の場所でも巨鳥に殺されたと思われる少女が蘇っていた。どうやら20年前の事件が鍵を握る様だが……！？宗助、マリ、警察、黒田と鼻の利く男、宗助を狙う鳥葬から帰ってきた者たち、そしてコンビニバイトの女。何も知らなかった主人公に眠る、鳥葬に関する秘密。今巻はもどかしい展開が多かったがここからが本番だろうな。現実に起こる事を受け入れた宗助らが、己の目的の為にぶつかり合っていくのだろう。コンビニバイトの女と、宗助の友人千葉の動向が気になるところ。

2017/05/07

[ぴよ子]

宗助と２０年前の殺人事件の秘密が気になる！あの鳥はなんなのか。そして背中に羽の生えた女は一体だれなのか。続きが気になる。

2017/05/30

[ひー]

出てくる人みんな怪しげな人ばかりだね。結局はまだよくわからないままだし。最後にまた急展開だし！

2017/05/03

[サテヒデオ@ダイナミックひとり]

食われて還ってくる。能力を授かる。いくら超常現象が起こっていても、それを自分たちの納得できる枠内の事象へと翻案しなければならない。境界線を行き来する捜査員。渦中に巻き込まれた少年。20年前の殺人者。そして主人公。面白い。これマジで打ち切られたの？

2018/05/04