あたりのキッチン！（１）

著者名：白乃雪【著】

講談社（2017/04発売）

• ISBN：9784063882537

内容説明

他人とのコミュ能力が限りなくゼロの大学生・清美は、いちど食べた料理はレシピまで解読できるというスゴ技を武器（？）に、定食屋「阿吽」でアルバイトを開始！　接客は地獄だけど、お客さんの好みに応じて料理に手を加える店主・善次郎の細やかな仕事ぶりに感動し、自分が居たいと思える場所をやっと見つける。善次郎の息子・清正（高校生）も、そんな清美に影響されて…。ホッと美味しい定食コメディ、どうぞ召し上がれ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ツン]

料理にすごい才能を発揮する主人公。コミュ障ってことなんだけど、コミュ障なんとかしたくて行動できる子ってコミュ障なのかな。お店の店主はだいぶ上だし、息子は高校生。甘味をを求めてはいけないのかも。

2023/11/02

[剛腕伝説]

コミックシーモアにて。 これがデビュー作とは思えない位、センスの良い作家さん。 料理の天才的な才能がある、コミュ障の女子大生が定食屋でバイトをする、というユーモアたっぷりの物語。中々良かった。

2023/11/23

[あさひ．ａ]

コミュ症の女子大生・辺（あたり）さんが、定食屋でバイトする話。面白かったので、繰り返し読みまくった。料理がコミュニケーションツールであり居場所だと言い切るだけあって、舌の分析力と記憶力、料理の再現力や閃きが半端ない。前向きに卑屈な主人公は見てて面白いし、頑張っているので応援できる。食を通して行う気配りが半端ない。食が細い人向けのサバ味噌旨そうだし、鶏みぞれうどんも食べたい。そして、顔は怖いが懐が深く、主人公以上に食べる人へ心配りをしている店のご主人も素敵。詳しいレシピが載ってるので作れそうなのがまたいい。

2020/02/02

[槙]

主人公がコミュ障のとこに共感。出てくるお料理がどれもたまらなくおいしそうだったけど、特に心惹かれたのはさば味噌。

2018/03/31

[ニコニコ]

あたりさんとマンガから流れる空気感がかわいすぎて読んでいて和む作品です。

2018/12/24