内容説明
陸奥国の小藩・大仁戸(おおにへ)藩に、お家騒動が勃発。藩政を壟断(ろうだん)する国家老に反旗を翻した若侍十六人が、駕籠訴に及ぼうと江戸表に向かう。彼らの暴発は藩を取り潰したい幕閣の思う壺(つぼ)。大仁戸に隠されたという銀五万両を巡る策謀が動き出した。訳あって江戸に隠棲していた銅雲斎はじめ凄腕の老骨三人が、故郷の危機に立ち上がる! めっぽう強いジイさま対公儀隠密集団。決戦の火蓋が切られた!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
49
銅信左衛門剣錆録「北溟の三匹」1巻。いやはや凄ですね爺3人組それぞれの個性があり凄腕豪快無比面白いです。2017/08/20
トラジ
6
陸奥の大仁戸藩が幕府から隠し銀の疑いを掛けられ、取り潰しになりそうなところを元藩士の3老人が救う展開なのだが、設定が粗くて拙い。3老人のキャラが被ってみな同じような性格。一橋治済と定信の政争に絡めているのだが、うまく馴染んでない。2017/04/24
ウォーカージョン
3
面白かった。年寄り3人組がかっこいい。2018/11/06
M2
2
凄腕ジイさま3人組がカッコイイです。面白かったけど、最後のご側室ご懐妊絡みの話は必要だったのだろうか?まあ、オットセイ効果なら仕方ない気もするけど。岩熊さんがけっこう好み。ジイさま3人がこれからも江戸に在住するならまた出番がありそうで嬉しい。2017/06/02
ponn
0
年長者が若者を育てるところは7人の侍っぽい。年寄りがやたら強く別式女やら忍者やら出てくるが、ちょっと無理がある感があった。時間限定で身体能力が上がる秘薬とかって....昔の少年マンガを思い出しました。2022/04/09