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内容説明
美しいアルプスの自然を舞台にくりひろげられる,少女ハイジの物語.おじいさんと2人きりで山小屋に住んでいたハイジは,クララという足のわるい少女の遊び相手になるために,フランクフルトへゆくことに.ところが,ハイジは町の生活になじめず,山へもどってきてしまいます.不朽の名作をいきいきとした新訳でお届けします.
目次
目 次
アルムじいさんのところへ
おじいさんのところで
牧 場 で
おばあさんのところで
お客がきて、またひとりきて
話は変わって、あたらしいことばかり
ロッテンマイアーさん、大さわぎの一日をすごす
お屋敷でのさわぎは、まだつづいて
おとうさまがお帰りになって
おばあさま
うれしいことと、悲しいこと
お屋敷に幽霊が
夏の夕べ、アルムへ
注
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れみ
87
アルプスの山小屋に住むおじいさんに預けられ美しい自然に囲まれた暮らしを楽しんでいた少女、ハイジ。麓の村の人々やデーテおばさんには不機嫌そうだけどハイジには優しいおじいさん、良いな…。自然の描写も素敵。突然フランクフルトでの暮らしで、おばあさまのいう「神さまの考えるハイジにとって良いこと」が本が読めるようになったりクララやゼーゼマンさんやおばあさまとの出会いだったとしても、たった8歳の子が言いたいことも泣くことも我慢する様子は痛々しかった…。下巻は再びアルプスを舞台に新たな展開になるみたいで楽しみ。2020/05/30
たつや
59
とにかく、ひたすらに懐かしく読めました。アニメのハイジをリアルタイムで見ていたので、アルムの自然の情景描写が美しく、下手するとアニメよりも原作のほうが上かも?と思えた。あと、ロッテンマイアーさんをずっと、ロッテンマーヤで、記憶していた自分に驚く?なんで?2017/05/04
はる
51
いいです。予想以上にいいです。名シーンの連続に心が躍ります。アニメでは語られなかったおじいさんの過去も興味深い。アルムの自然の中の生活はまさに憧れの世界。かまどで溶かしたチーズにヤギの乳、干し草のベッド…。ハイジの高揚感が伝わってきます。そしてハイジにメロメロなおじいさんの気持ちも…。上巻はフランクフルトからハイジが帰って来て、おじいさんと再会するまで!2016/09/27
クマシカ
14
アニメ版の大ファンなので一度は原作を読んでおきたいと思い、やっと読むことができた。デーテがハイジを預けたいきさつやおじいさんの過去など詳しいことが出てきてリアリティのある話になっている。アニメ版よりも大人たちの損得勘定が強く出ている。ハイジが病んでいく様は原作の方が酷い。痩せ細るまで気付いてもらえず、お医者様が介入しなければどうなっていたか。クララのおばあさんが熱心にキリストの教えを伝えるところもアニメ版と違う。ハイジは真っ直ぐな心ですぐに信仰を受け入れ後半までずっと周りを伝道師のように導く。2024/02/14
おはなし会 芽ぶっく
14
12月予定の4・6年生のブックトーク授業【テーマ 冬休みに読んでみよう】用に選書。岩波書店のハードカバーを読んでいたが、紹介するのに文庫版を選書。私がアニメで見た頃のイメージより、最近の小学生は某家庭教師のCMのイメージがあるらしく、ちゃんとした内容を知って欲しくて選書しました。完訳。 『司書と先生がつくる学校図書館』より6年生向け。 2019/11/04
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