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内容説明
敗戦という未曾有の事態にあって退位論や遷都論かまびすしい最中、昭和天皇がとった「独自の行動」とは? 天皇がマッカーサーと会見した直後の昭和二十年十月から翌年五月までの、日本人と皇室の将来をかけて模索を続けた昭和天皇の「肉声」を綴った侍従次長の貴重な記録。〈解説〉高橋 紘
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
CTC
10
2月の中公文庫新刊。単行本は文藝春秋社より90年6月。ざっと調べると…『昭和天皇独白録』は90年の文藝春秋11月号に初掲載されたようだから、その前に公刊された事になる。 木下道雄は45年10月から翌年5月に依願免官するまで侍従次長を務めている。その間の日誌が本書メインコンテンツである。その他に“聖談拝聴録”の「緒言」「結論」など関係資料と、子息の淳氏のテキスト、元共同通信宮内庁担当記者高橋紘氏の解説が収録されている。日誌当該時期には『昭和天皇独白録』の作成も行われており、一次史料を読む醍醐味が味わえる。2017/04/10
くらーく
1
最近、田島道治氏の拝謁記のニュースやドキュメントを見て、ちょっとこちらも気になりました。側近と言うだけに、昭和天皇のお考えなどは、こちらの方がより近いのでしょうな。いろいろと、周りに気を使っている天皇陛下のお言葉が興味深いですな。女官の事までと言うか、結構大事だったのですね。本書では、内向きの事についての記録が多いように思いました。 少し時間がずれいているので、拝謁記の方は、講和条約に向けてのお考えが主だったようで、これはこれで興味深いですね。 どちらも、昭和天皇の考え方や行動を知るには貴重な資料です。2019/09/21
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