小学館新書<br> 本物の思考力(小学館新書)

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小学館新書
本物の思考力(小学館新書)

  • 著者名:出口治明【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 小学館(2017/04発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098252794

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内容説明

「数字・ファクト・ロジック」で考えよう。

「日本は大学進学率が高い」「侘び寂びが日本の伝統文化だ」「日本では夫婦同姓が当たり前」――。こうした言説は、新聞やテレビでもなかば“常識”のように語られています。しかし、著者であるライフネット生命会長の出口治明さんは、「『数字、ファクト、ロジック』に基づいて考えれば、そのような“常識”は思い込みや固定観念によるものだ」といいます。たとえばOECDの調査によると、日本の大学進学率は先進国のなかでは低いほうなのです。
ネットなどで聞きかじっただけの情報をもとにしていては、適切な判断などできるわけがありません。日本社会に蔓延するゴシップや流言飛語に惑わされず、物事を正しく判断するには、リテラシー(本質を見極める力)を鍛えて正しい情報と間違った情報を見分け、「人・本・旅」から有用な情報を収集し、先入観にとらわれず物事をゼロから捉え直していくことが重要です。このような、出口さんが実践している「腹に落ちるまで考え抜く」方法を徹底的に解説します。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マエダ

92
この人の本がでたら買おうと決めている一人。”お手本となる思考ー優れた脳が展開した深い考えーを真似しながら、別の言葉で言えば、先人のプロセスを追体験して練習を重ねていかなければ、自分独自の考える力を身につけることはできません。”綺麗に言い過ぎだが自分が本を読む理由の一つかもしれない。2017/04/06

江口 浩平@教育委員会

26
【考え方】2020年になって個人的に読み漁っている出口治明さんの新書。「数字・ファクト・ロジック」で物事を見て人と議論すること、「人・旅・本」が人を成長させることなど、いつもの出口さん節が心地良かった。自分なりのルールを決めたり仕組み化したりすることで決断疲れを避けられること、イエスかノーかの判断を意識的に下すことで自分なりの経験を積んでいくことなど、これから先の仕事に生きてきそうなアドバイスが多かった。出口さんの『「働き方」の教科書』も読みたい。2020/03/09

にいたけ

25
「思考力を高めるためには、きちんと書かれたテキストを一言一句丁寧に読み込んでいくことが大切。句読点ひとつにも意味がある。そうして、著者の思考のプロセスを追体験することによってしか、考える力は鍛えることができない」思考を吸収した上で目の前の問題に挑んでいく。インプットは必要ということ。それが無ければ考えられないね。色んな考え方に触れなければ考え方が偏っちゃう。そんなに人間すごい訳では無い。ちょぼちょぼだって。少し気が楽になる。2020/12/13

><

22
初版2017年。なぜ考えることが大切なのか。考えるためには何が必要か。とてもわかりやすくて納得しながら読みました。一日をこれまで以上に大切に過ごしたいと思いました。2020/03/24

シン

20
面白かった。 「哲人経営者」と呼ばれるライフネット生命会長の著書。 数日前に読んだ「教養は児童書から学べ」が良かったので購入。 思考力やリテラシー能力をつけるには、 「数字・ファクト・ロジック」 と、 「本・人・旅」 が、基本といった感じ。 これらの鍛え方と、 それを用いて今後の日本への提言などが書かれている。 基本的に考え方が似てる感じしてなんか嬉しい。 「旅」に関しては、 面倒なのと金銭的時間的な問題でなかなか難しいのよね。2017/08/30

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