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内容説明
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きょうは ママの おそうしきです。おばけになって、かんたろうのもとへ現れていたママですが、ほんとうにお別れの時がやってきました。つらすぎる別れと、母子はどのように向き合うのでしょうか。大ベストセラー、待望の続編です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
139
『ママがおばけになっちゃった!』の続編を青山ブックセンターで見つけて、読みました。ヨシタケシンスケの「このあと どうしちゃおう」の影響も多少受けているのでしょうか?お葬式までのエピソードが、物悲しく時におかしく描かれていてジンと来ました。今回も祖父や父親の影が見えませんが、完全な母子家庭なのでしょうか?葬式の列席者に関しては、かなり手抜き感があります(笑)2016/08/03
zero1
97
死者は見えないが、いる。そして家族を見ている。自分の死後、誰が悲しむか?遺族の様子はどうか気になる。母親の葬式から始まる第二弾の人気絵本。葬式で使われる写真には笑った。子の中に親は生きている。それを鏡で知る場面に納得。これを【くだらない!】と否定するか。それとも何かを得るか。試されているのは残された子ではなく読者自身。もちろん私は後者。絵が微笑ましいのと息子が下着泥棒にならなかった点は高く評価したい(笑)。後半、泣く子にも共感。優れた表現者は、たった36ページの中に世界を構築し読者に提供する。2021/04/09
おくちゃん🌸柳緑花紅
80
ママのユーモアにクスッと笑えて、そして切ない涙で目の前が霞む。私の心の中にいる母が鏡を見るときに私と一緒にうつっているんだなぁ。2017/02/20
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
71
『ママがおばけになっちゃった』の完結編。お葬式がメインの絵本なんて珍しいのではなかろうか?。前半は不謹慎一歩手前のベタなお葬式ドタバタギャグだが、きちんとしていて外さない。しかし後半から泣けるという、笑いを涙の枕にする藤山寛美の松竹新喜劇的構成とも言える。しかし素直に好きになれる絵本だ。前作同様、読み聞かせをしたらお母さんの方が泣いてしまうだろう。このお母さんが美人でも何でもないおっちょこちょいなお母さんなのがまた良い。下男の目に英雄なしと言うが、身近にいる者には素敵な存在はいない。あるのは愛だけである。2016/07/20
AKIKO-WILL
62
続編が出たんですね。ママの葬式にユウレイになったママが見ていると。写真が別人の人を飾ってあるし、虫が嫌いなのに顔の横に寂しくないようにボクがいれてしまう。やっぱり明るい話になっています。ママそっくりのボクが寂しくないようにママが教えてくれた事でボクは成長出来るかな?2016/07/20