内容説明
テレビの放送でも話題になった愛知学院大学・2014年「経済学」講義を文庫化。戦後社会の歴史と仕組みを経済の視点から読み解く。東西冷戦、日本の戦後の歩み等、歴史を学ぶことで未来が見えてくる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Syo
34
はい、分かりやすい。 やっぱり池上彰。 難しいことを やさしく説明できる人が 頭がいい人ですね。2020/04/09
レモン
33
話し言葉をそのまま修正せず載せられているので若干読みにくい部分もあったが、実際に講義を受講しているような雰囲気が味わえる。戦後の歴史を経済学視点でとてもわかりやすく解説されている。学生時代に読んでおきたかった。バブルを知らない私たち世代にはピンと来ないが、実際に渦中にいるとバブルとは気づけないものなのだろうか。中国の大躍進政策と文化大革命は詳細を知らなかったので、興味深く読めた。愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。公害を起こしても失敗から学び、その後しっかり対策に取り組んでいる企業もあるとのこと。2024/08/28
k5
27
思っていたよりずっといい本でした。経済学とは資源の最適配分を考える学問、とする導入から戦後の経済史をシンプルに語ります。6年前に大学生を対象にした講義なので、おじさん的には冷戦の話とかちょい浅めですが、高度経済成長の後に公害に一章あてられているのが白眉。昨今のコロナの状況を見るにつけても、目先の経済的利益のみに囚われず公害対策をしたのが日本の発展につながったと思いますし、また、その当たり前のことができるまでの障壁の高さも実感できました。2020/04/18
ひかりパパ
16
友人が選挙中に経済政策の理解の一助として勧めてくれた一冊。大学での授業を纏めた本で平易で分かりやすい。はっきり言えばありきたり過ぎてつまらない。2017/10/29
やまねっと
7
よく書けてる。というか池上彰の説明がうまい。 この本は大学の講義を書籍にしたもの。日本戦後社会を経済学の観点から紐解く講義。 個人的には社会主義の崩壊と、中国の失敗が楽しく読めた。 何事にも理由があるのねとすごく勉強になった。 この本は歴史編。もう一冊ニュース編というのがある。続けて読みたい。2021/02/01
-
- 電子書籍
- 一度きりの3P体験(合本版)1 Vコミ…
-
- 電子書籍
- キリスト教古典叢書7:日々の賛歌・霊魂…
-
- 電子書籍
- RoOT/ルート オブ オッドタクシー…
-
- 電子書籍
- 劇画座招待席[68] 東京捜査戦線いぬ棒