内容説明
N社の企業城下町のK市が工場閉鎖で揺れている。もしうわさが実現したら、街はゴーストタウンと化してしまうに違いない。それは中学校でも同じ。このままだと伝統の文化祭ができなくなってしまう。街の活気を取り戻すため、市長と中学生たちが復興作戦を考え始めた。まずは大阪から天才中学生マジシャンの圭介を呼び、さらに天女ショーを開催。幕末のええじゃないかのアイディアをいただいて、お札を売って財政の足しにする。そこにテレビ局まで巻き込んで……。天女が昇天する夜、街中みんなで「いいじゃんか」と踊り明かそう! どんな悩みも明るく吹っ飛ぶ青春エンターテインメント。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
袖崎いたる
1
ズッコケ三人組的な。あとがきで著者がネタバラシしてるの笑った。内容だけ知りたければ自著バラシのあとがきを読めばよろし。2020/07/21
Kentaro Tanaka
1
この巻はなんとなく、コメディのような軽さのある笑いが特徴です(^^)v
かみみ
0
2004/6/252006/06/25
しっぽちゃん
0
★★☆☆☆
taverna77
0
中学生のとき以来の宗田理。いたずら心と好奇心と傷心のきめ細やかな連鎖が織りなす物語。あのころの興奮はないけれど、夢と未来を想像させる面白い小説です。2019/08/31