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内容説明
平成28年8月8日の「陛下のビデオ・メッセージ」が発せられて以来、識者やマスコミのあいだでは、今上陛下の「お気持ち」をどう解釈すべきか、また皇室は今後どうあられるべきか等について、さまざまな議論が起こっている。だが、「それらの議論のなかには、いくつもの誤解が散見される」と著者は言う。たとえば、〈戦後に天皇陛下が「象徴天皇」と位置づけられた〉という誤解である。本来、天皇陛下は近現代史以前から国家国民の「象徴」であられたのであり、親政(天皇みずからが政治を行われること)を志されたのは、桓武天皇や南北朝時代の後醍醐天皇など、ごく少数だった。また、今上陛下が被災地に赴かれて被災者に寄り添われるお姿について、〈戦後の天皇を「象徴する」お姿である〉との解説があるが、これも誤解であり、実際には「皇室の伝統」であると著者は説く。二千数百年にわたる日本の「真の歴史」が「ひと目でわかる」、ビジュアル解説本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
乱読家 護る会支持!
6
日本国憲法以前から象徴であられた天皇。仁徳天皇の「民のかまど」の話が伝わる通り、「公平無私の精神」を体現されておられる存在。多数決を基本とする「民主主義」と称する「公正公平」をはるかに超える。「生前退位」の文言は不適切。「人間宣言」は、GHQの宣伝用語。「南京大虐殺」はGHQと中国のでっち上げ、事実は済南で日本人居留民が蒋介石率いる何軍に襲われ、虐殺された事。女性天皇と女系天皇は全く異なる。。。 昭和天皇のお写真を中心に昭和を振り返る本です。この本で多くの方々が、歴史の真実に触れてくれる事を望みます。2017/08/01
チョビ
2
月刊WILLで連載されていたものをまとめた本。よってかなり扇情的な部分は否めないが戦前の様子を知るにはまあまあ。皇室も今のように旧宮家に仕事(芸能人的扱い含めて)を分担させることで、仕事を一人に集中するのを避ける→とりあえず今は憲法の範囲内で旧宮家の復活できるような皇室典範の改正…。国債が赤字の国でどうやってその方々を養えるのか?そういった現実はまるで見てないので、もう正直参ったが、あとがきに出てきた小林多喜二のおかん、嫌いじゃないな♪2017/05/02
suntalk
0
サーッと写真を眺めた。2022/04/07