内容説明
星ノ守の衝撃の告白によって、またもやめんどくさい勘違い案件が勃発！ と思いきや、自称「察しの良さ」に定評のある天道には今回、解決の秘策があるらしく!? 一方、雨野は修学旅行に向け……バイトを始めた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スズ
83
突然の千秋からの告白に驚く景太だが、自分の事を好きだと言ってくれた女の子に真摯に向き合い答えを告げる。修学旅行が近づく中、二人は告白の顛末について花憐に説明しようとするが、花憐が何故か二人を避けるようになってしまい…。内気で気弱なゲームオタクの景太ですが、彼女である花憐を大切にしながらも千秋に対する気遣いも忘れず、亜玖璃を笑いながら馬鹿にした男子の胸倉を躊躇なく掴んで本気でキレる等、自分の大切な人達にどこまでも誠実で真剣な彼だからこそ千秋や心春は心惹かれ、上原と花憐にはとても眩しく映るのだろうと感じました2018/04/11
まりも
63
修学旅行な第七弾。リア充街道まっしぐらな男・雨野景太。そんな彼に地獄の修学旅行が待ち受ける話。いやいやいや、なんでやねん！？もう錯綜が酷すぎて何が何だか全くわかんない事になってきましたね。天道さんのポンコツっぷりに安心していたらラストにとんでもない爆弾落として来るとか、上原もだけど下手にスペックの高い人が色々拗らせるとこんなにややこい事になるんだなぁ。そして景太の修学旅行のシーンはリアル過ぎてツラい。何から何までえげつなすぎるぜ。まさにデッドエンドな今回でしたが、果たしてどうなるのか。次巻早く。2017/03/18
かんけー
58
前巻の引きからどうストーリーを繋げるのかなぁ？と読み始めたら、成る程？そっちのパターンで来ましたか(^.^)展開的に2種類しか選択肢は無いので？この方向性も予想内で♪天童さんが二人の会話聞いてたってのも予想的中で？そこから拗らせ感MAX に盛って行くんだろうなと。でも修学旅行のメンバー組み立てエピは雨野が気の毒で。上原君の心配性もよく解るし、亜玖璃嬢のあまのっち(笑)に対するスタンス？とか星ノ守さんがケータに告った心情を吐露する場面は青春してるね？とニコニコ(^_^)♪心春嬢と弟の光正は変わらずの？→2017/03/21
よっち
55
ぼっちからリア充街道まっしぐらに見えた景太が直面した地獄の修学旅行。千秋との新たな関係へ旅行中に天道と話をつけたい景太と、なぜかそれを許さない花憐たちの様々な思惑が錯綜する第七弾。同じぼっちだったのに花憐に救われた千秋と、友好的でない班に組み込まれることになった景太。わりと悲惨な状況に置かれている景太に対するそれぞれの反応が印象的でしたけど、それぞれの想いを考えたら拗れるところじゃないし密かに頑張ってもいたのに、いろいろ考え過ぎな上原＆花憐のまさかの決断には報われないですね。続巻でどうなるのか楽しみです。2017/03/19
いーたん
50
すれ違いに勘違い。そして、こじらせまくりと言いたくなるラストの天道と上原の一言。雨野兄弟や星ノ守姉妹、アグリも大概こじらせてるけど、天道と上原のこじらせ具合はどうもマイナスに作用しすぎです。この二人は考え過ぎなんだよね、考えるな！感じろ！とは言わないけど、もう少し素直に、心のままに行動すればいいのだけど、そう簡単にいったら、この作品は終わりになってしまうんでしょうね。それにさても、ケータは天道、星ノ守姉妹、上原、アグリと誰と組んでも良いカップリングになってしまうのがネックなんでしょうね。2017/03/30
