内容説明
むさぼり読んでいた自分へ。ストーン・ローゼズ、ブラー、オアシス、ニルヴァーナ。1990年から96年。『ロッキング・オン』がいちばん売れていた時代。UKロックを盛り上げ、10万人の読者を巻き込んだ熱血編集長が、「その熱狂」のすべてを語る!著者の増井修は1990年から7年間、ロック雑誌『ロッキング・オン』の2代目編集長として敏腕をふるい、「極東スポークスマン」を自任、マッドチェスター、ブリットポップ、UKロックを日本に広めることに貢献。読者からの投稿がメインだった『ロッキング・オン』を10万部超の「音楽誌」に成長させた。本書は、編集長時代の7年間を中心に、アーティストとの交流や雑誌制作現場の裏話を語り尽くす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
69
揉めてやめたところが一番読みたかったけど、書けるわけもなくちょっと消化不良だけど、ボンベイロールが懐かしすぎる。しかし、これ渋谷陽一が許可したのかな、けっこう表紙なんか使ってるし、いいのかな。この頃の自社社員で原稿から書いてた頃がよかったな、最近のはミュージックマガジン読んでるみたいでわかんなくなるときがあるし。しかし、今なにやってるのか書いてないし、ぜひ続編もお願いします。2016/05/26
だーぼう
35
アーティストだけじゃなくて編集者、それから不眠不休にも憧れた。採用情報を真剣に見ていた淡い記憶が。ブログに感想を書きました。2017/09/03
山田太郎
20
再読。この本出た時久しぶりに姿出てきたと思ったけど、その後また消えたというか本人はきちんと生きてると言うでしょうが。それなりに能力高かった人とは思うけど、それなりの組織にいないとやっぱり活躍できないものだと思った。そうすると一代ですごく会社大きくした渋谷陽一偉大なんだなと思った。大きくなりすぎてイマイチ面白くなくなったと言うとケチばっかりつけるなと怒られそうだけど。2021/03/20
山田太郎
19
この人がいたときあった笑いのスパイスがなくなってえらく生真面目になったんで、買うの止めたんだなと。音楽以外のところも力入れるとかライターというか自社社員のキャラ確立させるとか好きだったところはこの人の功績だなと。今の読んでると少し暑苦しいというか何でも傑作とかいってる気がしてどうも違和感ありすぎ、知らんけど、流行ってるというかもう流行遅れ、知らんけど。2022/12/25
阿部義彦
16
新古本ワゴンセールで半額で購入。ロッキング・オン二代目編集長の増井修の名前も初めて知りました。私はミュージック・マガジン派なので、この雑誌は多分一度も買った事も無いのですが、渋谷陽一が如何に適当なのかが良くわかった。増井さんの、力の入れた、ストーン・ローゼズ自体、ほぼ名前しか知らず聞いた事も無い私です。編集長時代のロッキング・オンが一番売れていたのですね!理論派のミュージック・マガジン、情熱のロッキング・オンですかね、ロッキング・オン文体『客電が落ちた』って、事故の事?と自分は思った。内情が解ったです。2025/04/01