内容説明
大学で職場で――こんな不適応が起こるのはなぜか?●「指示を理解できない」●「不器用で仕事をうまくこなせない」●「他人を怒らせてしまう」●「まわりの空気が読めない」……アスペルガーの人はなぜ日々の生活に困難を感じるのか。周囲と折り合って生きていくにはどうすればいいのか。豊富な臨床経験から導き出した仮説をもとに徹底解説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さおり
56
図書館本。ASDについて、基本的な本を読んだ後にこれを読むと、とてもしっくりくるんじゃないかな。ASDの特性が、社会に適応しようとする時どんな風に影響を及ぼすのか、詳しく解説されています。当事者が読んだ時に思い違いが起こることを減らすためなのか、言葉の使い方にはかなり気を使っている様子もありました。2017/10/30
ぼんくら
33
もうすでに、合わない仕事に就いてしまっていたら、救いにならないことがいっぱい。すみやかに、その人に会った仕事に導いた方がいいようですね。でも合う仕事ってあるんでしょうか?それを知りたい。2016/01/14
きなこ
24
すごく面白い本だった。著者の仮説、「情報処理過剰選択仮説」に基づいて語られるアスペルガーの特性は理解しやすく、なぜ困難を抱えるのか、ということの根本が語られている。また、健常者の奇妙さも語られており、アスペルガーの人たちのもつ、我々とは異なった世界の見え方の一部を見せてもらった気がする。アスペルガーによらず、少数派を生きる人々にとっても示唆に富んだことが書かれていて勇気付けられる。特によかったのは、本人の努力や訓練によって解決できる問題は少なく環境を整えることが重要ということ。できないことはできないのだ。2015/05/08
がりがり君
10
読んで良かった。今までずっとずっと悩んでた問題について詳細に述べられてたし分析が鋭い。アスペルガー(not自閉症)に関してはこの本を読んでおけばいいんじゃないかな。機会があれば感想をまとめてどこかに掲載しておきたい。良書。2018/05/29
がりがり君
9
この本の圧倒的な強みは著者の観察眼にあると思う。この本に記述されている内容は従来のあのローナ・ウィングが定義したものとは少し違うのかも知れないがそんなことは問題ではない。各所に記述の矛盾が見られるがそんなことは問題ではない。当事者に媚びてる節があるがそんなことは問題ではない。記述の内容が日頃自分が悩んでる問題と重なる部分が多かった。ただそれだけ。2018/08/13




