内容説明
情報を頼りに魔族が住むという森の奥へと足を進める一二三だが、そこで長年魔族を封じてきた種族、エルフと接触する。魔法を得意とし、森と生きて長い間停滞を続けていた彼らに、交渉と戦闘の末変化を植え付ける一二三。そして、エルフの結界を抜けて魔族の領域へと到達した彼は、そこで待ち受けている死力を尽くした戦いに心を躍らせる――!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Swind/神凪唐州@名古屋めしの人(作家兼名古屋めし専門料理研究家)
7
シリーズ続巻で購入。荒野編の第二幕は、いつもの一二三さん節(物理)全開でした! 一二三さんの活躍(?)もさることながら、今回は周りの毒されっぷりも際立っていたかと。とくにアリッサちゃんはずいぶん成長(?)したなーという印象です。 そして終わりがまたちょいと不穏な……。でも一二三さんからすれば大したことないんじゃないかなと思ってしまいます(笑) 最後に、あとがきのラブラブっぷりにはほっこりしました(*^^*)/ もちろん続きも楽しみです!2017/02/25
ささきち
2
前回の感想でエルフや魔族とか雑魚だろwと書いておりましたが訂正いたします、一二三相手に傷つける事ができたからこの世界でも上位の戦闘能力を持っていましたわ。接近戦なら現代で学び身につけた武術があるから無傷で無双できるが無演唱の魔法という経験が少ない攻撃なら傷つける事ができるんやな〜魔族の王様に最初はお?って期待したんだけど…やっぱりこうなるのね、強さは歴代1位なのだが王って役職につくとあっけない終わり方をしないとダメな職なんですかね?もう少しかっこよく〆れたと思うんだけどな。 2017/12/15
たみ
1
[kindle unlimited] 魔人攻略編。わりとボロボロにされても大丈夫っぽいのは神の加護なのかな。エルフのおばあさんがなかなかいいキャラをしていて好き。一二三の世界改編論、普通の異世界作品だと「主人公が来る前、過去に君臨した転移者で、こいつの力で世界が大きく発展した(故人)」みたいな位置付けに感じる。ドリフターズのヒトラー的な。2020/10/08