内容説明
ずっと傍らにいた玉妖くろがねが妖力を失い眠りについて以来、ただでさえ半人前の驅妖師・彩音は、十分な仕事をこなせずにいた。そんなとき、難波コレクションの創り主難波俊之の甥彬良から、コレクションの玉妖で唯一まだ会ったことのなかった蒼秀に会える、との知らせを受ける。異界の知識をため込んでいる蒼秀ならば、くろがねを目覚めさせる方法を知っているかもしれない。彩音は期待を胸に、蒼秀の持ち主の屋敷を訪ねるが……。心の傷を隠して玉妖がらみの事件に挑む少女驅妖師・彩音。彼女は過去を清算し相棒を取り戻すことができるのか。/解説=卯月鮎
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あゆみ
19
★★★★☆ 駆妖師や竜卵石に宿る玉妖の設定が超好みなのに、ストーリー運びが単調なのが残念。(自分勝手で嫌なキャラが多すぎるので)登場人物をもう少し減らしてキャラを書き分けてほしい。設定が好みな分、「こう書いてほしい」という欲求がどうしても強まってしまう。相変わらず彩音は未熟さが際立つし、くろがねは眠りについたままだし、行方不明の俊之を探すと宣言して課題増やしてしまうし… 次こそは彩音の成長とその他人物描写やストーリー運びに磨きがかかることを期待。2017/03/03
きょん
17
玉妖達とその郷は魅力的なのに、人間の方の魅力が乏しくて残念。粗暴で独善的なキャラにしても、信念を持った非道さなら許せる気がするけど、独りよがりで子供っぽい人たちばかりなので何だかガチャガチャした感じで終わってしまう。くろがねの覚醒に加え、新たな目標も出来ちゃったけど続きは出るのだろうか?2017/04/11
びっぐすとん
16
110円本。設定は悪くないのに、今回も惜しい、今一つ盛り上がりに欠けるんだよなあ。バトル漫画じゃないけど、もうちょい属性を強調する必殺技とかアクションに力入れた方が楽しめるのに。玉妖たちも活かしきれず中途半端。外見の設定は出来てるけど、性格があまり練り込まれてないのか、キャラの性格に魅力がない。人物も型通り。次で最終刊みたいなのでこれ以上の盛り上がりは期待出来ないけど、本当に惜しい。これを元ネタに脚色して、バトルを増やしてマンガにしたら美形キャラは多いし、大正ロマン風の背景だし、ウケると思うんだけどな。2020/01/10
Norico
8
前回は悪者は出てこずだったけど、今回ははっきりと悪役登場。悪い奴は魅力的なはずだけど、背景があんまり伝わらずで、単に粗暴な感じだなぁ。くろがねが主役と思ってたのに、まだ眠りについたまま。早く目覚めてほしい2022/10/16
Chikara Tonaki
7
玉妖綺譚第2弾。相変わらず世界観はしっかりしてるのだけど、どうもピンと来ない。おそらく私が、主人公を始めとする登場人物の誰にもハマれていないからなのかも。全く魅力がない訳ではないのだけど。次巻で完結のようなのでそれまでは読みます。2021/10/19
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