HARTA COMIX ルドルフ・ターキー 6巻

著者名：長蔵ヒロコ【著者】

KADOKAWA（2017/02発売）

• ISBN：9784047344129

内容説明

罠にはめられ、エグマリヌに撃たれたルドルフ。その黒幕はミスター・ゴンドランドと呼ばれる男、ギル・ゴートだった！　ルドルフが姿を消し、リーダー不在となったゴンドランドは、ギルの思惑通りに崩壊していく。ルドルフは街を、市民を、そして自分自身を取り戻せるのか。闇と光が交錯する第6巻、物語はいよいよ佳境へ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[あまね]

妹本。前回の怒濤の展開で、心身共にどん底に落ちたルドルフ。ここから這い上がることで真の男を見せられるか…。モモコちゃんの献身と愛は切ないねぇ(。´Д⊂) 金とコネと友情を手に、ここから反撃開始。ギルやエグマの真意も別にあるようなないような…。次巻最終巻に期待。

2017/03/10

[blackstone]

ペイルとヴェオがNY警察で色々とツテがあるからNYまで逃げたのかと思ったけど違ったな。しかし、まさかモモコの特訓がこういう形でも役立つとは。ところでビリーは、どこまでエグの事に気づいて「狩人の視点」を教え餞別を与えたのだろうか。(「その目でここまでの精密さとは天性の才能とは恐ろしいものじゃのう」と言ってたし。それとも判っててわざと特訓らしい特訓をしなかった？)ギルの裏切りにパラキートら手練れの訓練教官達がむざむざ引っ掛かるとも思えないんだが。何にしても反撃の狼煙は上がった！ここから最終盤の大暴れが楽しみ。

2023/02/23

[森山樹]

ギル・ゴードの真意が明かされたんだけれど，その奥底には更なる感情を秘めていそうなのが興味深い。単純な悪役には思えないのですよね。その悪辣さは大変好みだけれど。幼き日のルドルフとペイル，ヴェオの関係も好き。モモコとルドルフの届いたけれど届かない想いが切な過ぎます。残り1巻。ベンジャミンとジェニーを加えたルドルフ一味がいかにゴンドランドを取り戻すのか楽しみです。

2017/02/21

[MamaxKoko]

表紙の無精髭の哀愁漂ってるルドさんも素敵だけど、やっぱり早く大暴れしてほしい！ルドさんのいない街は寂しい！モモコ切ないけど想いを告げられて良かったと思う。私はモモコ×ペイル派。何気に食えない婚約者とベンジャミンに笑った。次回最終巻なんて…(泣)

2017/02/16

[capeta]

ルドさん復活。この巻の見どころは、アートディーラーのおっさんのセリフ。赤の他人にジャブジャブ金を使えてこそ本物の金持ちなのだよ、です。素敵なセリフや。次巻、この恨み晴らさでおくべきか、に続く。

2018/10/10