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内容説明
兵(つわもの)たちの息づかいが聞こえてくる! 織田、羽柴、徳川、伊達、武田、上杉、 北条、毛利、島津、尼子、大友、大内……雌雄を決した30の激戦地!日本列島は、古戦場の宝庫だ。特に各地の戦国大名が隣国を切り取り、版図(はんと)の拡大に血道をあげた戦国時代──、渓谷、川筋、平野のそこかしこで軍団の生死を懸けた戦いが繰り広げられた。今は地形だけが残るそんな古戦場を訪れると、兵たちの息づかい、戦場の喧騒、硝煙の臭いが伝わって来、動乱の歴史を実感することになるだろう。本書は、全国の古戦場をくまなく歩き、現地で取材を重ねてきた作家の井沢元彦氏が、30の古戦場を選んで紹介。古戦場をめぐれば歴史はより身近なものとなり、過去が生き生きと甦る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kiyoshi Utsugi
17
井沢元彦の「戦国の古戦場を歩く」を読了しました。 作家の井沢元彦が現地で取材を行って30の古戦場を紹介しています。 東北・関東の古戦場だと摺上原の戦い、小田原城の戦いなど。 中部・北陸の古戦場だと川中島の戦い、桶狭間の戦い、関ヶ原の戦いなど。 近畿の古戦場だとあねがわの、天正伊賀の乱、山崎の戦いなど。 中国・九州の古戦場だと厳島の戦い、岩屋城籠城戦、戸次川の戦いなど。 今の騒動が落ち着いたら、行ってみたくなるような古戦場ばかりでした。2020/04/10
ドナルド@灯れ松明の火
13
色々な戦国時代の合戦の状況が冷静に描かれている。中高の日本史では主な戦いとその時の総大将の名前位しか教わらなかったし、それ以上知ろうとしなかった。今、それぞれの戦いのときの大将以外の軍監や後見やら寝返った小藩の城主などの戦いぶりを読んだり、またドイツのメッケルがワーテルローの戦いに匹敵すると評価した関ヶ原の戦いの布陣図など極めて興味深い。しかし布陣やそれぞれの軍の能力もさることながら、間諜、裏切り、寝返り工作、自惚れ、功を焦る等様々な要因も勝敗に影響を与え、戦は一筋縄ではいかぬものだと改めて実感した。2012/03/07
Mzo
4
今後のドライブのお供に。関が原なんて何度も通ってるのにじっくり歩いたことないからなぁ。今度ゆっくり行ってみよう。2011/04/23
Jimmy
2
あまり期待はしていませんでしたが、やはり馴染みのない合戦はどう説明されてもあまり興味が沸かないか、と言いながらもう少し解説が細かい(そりゃあ史料的に無理でしょうけどね)と興味も引っ張られるのでしょうが、ちょっと一つ一つが浅い、というのか。2021/02/27
恵
2
監修者の自説と違う内容が出てくるのには、少し笑えた。満遍なく地域を分散してるという点では、評価できるかも。2011/03/05
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