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内容説明
いま金融機関に求められているのは、マーケティング力。リスクの管理を商品と捉え、新たなマーケティングを提唱。実践的なマーケティング戦略で金融機関は高収益企業に生まれ変わる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yyhhyy
3
2005年時点で振り返った銀行・証券・生損保の経営方針の特長についてコンサル出身者がまとめた本。消費者金融のグレーゾーン金利は店舗や販促のコスト回収に必要な利益率であって、貸倒リスクプレミアムではなかったという指摘など色々と参考になる。2024/07/14
AM
2
出版後かなりの時間が経過していますが、金融業のマーケティングを考える際に有効な示唆を与えてくれます。2014/10/09
ロドニー
1
日本の発展は間接金融による傾斜生産方式(個人資産を重工業にシフトさせる仕組み)が支えたが、そこからの脱却の遅れが日本の資本市場の遅れをもたらした。なぜ日本では金融業界ではイノベーションが起きずらいのか。規制を受けやすい産業であるが故に国策を反映しやすく、国策としての金融の枠組みが重要となる。本書が上梓されたのが18年前。にもかかわらず、指摘されている「あるべき金融マーケティング」の姿は今なお課題と感じる。顧客の理解、商品企画(在庫の概念がなく過去の濫造品が根雪のような溜まる)、ブランドマネジメントの無さ。2023/02/04
KAZOO
1
見開き2ページに最近の金融機関(証券や生損保も含めて)のマーケティングに関する話題を取り上げて論じています。図表なども多様に用いておりコンパクトな説明ながらわかりやすさで助かりました。一通りの知識を得るにはいいのかもしれません。2013/05/23