HJ文庫 異世界創造の絶対神2

著者名：若桜拓海【著】/村上ゆいち【イラスト】

ホビージャパン（2017/02発売）

• ISBN：9784798613765

内容説明

レムルス自由都市連盟の成立を祝し、帝国に国賓として招かれることになったティナ。同じころ、未来視でレムルスの首都が大量破壊兵器によって壊滅するヴィジョンを得たシンは、調査及び破壊工作の為に、ティナに同道して帝国へと潜入することに。罠も危惧していた一行だが、技術を一人で70年は進めた天才少女・ソフィアの案内もあり、技術力を見せつけながらも終始友好的な帝国。果たして本当に大量破壊兵器は存在するのか。そして、帝国の真の狙いとは――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[真白優樹]

都市連合の首都壊滅を幻視し、招かれた帝国で調査に乗り出す今巻。―――見えた景色と彼女の想い。そして少しだけ明かされる真実。この世界にもシン以外の特異な力が存在するようだが、それを持つ皇帝は何を目論むのか。そんな訳で今巻もネタに若干塗れながら、ノリとテンポよくギャグを繰り広げ、締める処はきちんと締める帝国内での戦いとなっている。偽りの愛に囚われし少女を救った先、この都市連合と神であるシンはどこへ向かうのか。いつか幻視した死の光景は訪れるのか。この世界という舞台はどんな未来を刻むのか。 次巻も楽しみである。

2017/02/06

[天涯]

連盟は安定しつつあり、今回は帝国での話。天才科学者ソフィアを巡る物語。ノリとテンポは変わらず。ギャグは人を選ぶか。アニメ関係のものが多い。プリキュアは分からない。熱いシーンもある。ＨＪはあっさり打ち切ってくるから安心出来ない。スラッと読めるので続きが読んでみたいのだが。

2017/01/30