ハヤカワ文庫NF<br> ブラックホールで死んでみる タイソン博士の説き語り宇宙論(下)

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ハヤカワ文庫NF
ブラックホールで死んでみる タイソン博士の説き語り宇宙論(下)

  • ISBN:9784150504854

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内容説明

ブラックホールに落ちたら人間の体はどうなる? 惑星の色、宇宙全体の本当の色とは?天文学・宇宙科学の面白さと奥深さを綴る人気宇宙物理学者による科学エッセイ集!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

黑春

11
下巻にて「ブラックホールで死んでみる」を解説。バラバラになったり引き延ばされたり…。他にも地球の滅亡や宇宙に存在する生物、光子の旅(上巻)とかも難しくはあるが楽しめた。2023/05/03

タカボー

10
下巻の大きなテーマは地球外生命体の存在可能性と、地球滅亡のシナリオ。水は宇宙の中で珍しくもなんとも無い。絶対生物いる。しかもうじゃうじゃと。宇宙以外の話も面白かった。1582年10月5日から14日までの日付って存在しないの?木星に衝突したシューメーカー・レビィ第9彗星、2029年に地球に大接近する小惑星アポフィスなど。書き切れないけど、衝撃をたくさんもらいました。何よりも宇宙の塵から偶然に生まれた我々人間が、意思と知性を持って宇宙の仕組みと起源を探求してるなんて、なんとロマンがあることなんでしょう。2020/09/06

プラス3

6
「ガリレオはあの時代の科学者としては、自身が理解できないものを神による不可侵な事柄ではなく、解明すべき遺された謎とした特異な人物だった」というのは言われてハッとした。あと一番笑った所はインテリジェントデザイン批判の「われわれの両脚のあいだの領域--汚物処理施設のとなりに総合娯楽施設を置くとは、いったいどんなコメディアンが設計したというのだろう?」 どんなに賢いデザイナーも、その二つを合体させて楽しむ奴らであふれかえることまでは予想出来なかったようだ。 2017/03/13

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4
下巻の題材は生命の誕生と太陽系の終焉、そして科学と文化・宗教についての話。上巻と変わらず話がわかりやすく、皮肉も効いていて面白く読めた。 インテリジェント・デザイン論は科学と対極にあるという指摘が胸に刺さる。2021/02/09

pitch

3
ナチュラル・ヒストリーの連載をまとめたエッセイ集。宇宙の始まりから生命の発生、さらには科学と社会の関わりまで、幅広く網羅している。どの章も読みやすくて面白く、所々で目からウロコ。水が生命にとって重要なのは、触媒としての役割以上に、個体の方が液体より密度が低いという性質による、とか。この下巻では37章の、科学の足跡についての話が印象的。星の名前にアラビア由来が多かったり、子午線がグリニッジだったり、言われてみればそこここに科学発展の歴史が刻まれているのだね。2022/09/08

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