内容説明
行き倒れ寸前の10歳の少女リーゼロッテと愛犬ダシバの前に突如現れた、見目麗しい金髪のイケメンと屈強な黒服の軍人たち。なんとリーゼは彼らの国の王族の最後の生き残りで、恐るべき嗅覚でその所在を突き止めたのだという。彼女が連れていかれたのは人間と犬の姿を持つ「犬人」たちのケンネル王国だった。
イケメン宰相や精悍な軍人公爵や美少年護衛やナイスミドルな騎士団員たちが「新しいご主人様」の元に押し寄せるが、みんな中身は「わんこ」! ご主人様の「愛」を競って決闘どころか他国の侵略までする始末。でもそれもこれもすべては「ご主人様」に褒めてほしいから!? そんな折、リーゼの愛する駄犬ダシバが何者かに誘拐され!?
はたしてリーゼは暴走しがちなわんこたちをきちんと躾け、犬人たちの女王様になれるのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
33
「狂犬」と「騎士団」のミスマッチ感が、なんかツボに入った。「王家の血を引いている」ので、犬人(犬と人間の両方の姿をとれる)たちを惹き付ける香りを放っているらしい少女が、それだけの理由で女王にされてしまい、個性豊かな犬人たちを御しながら、厄介な隣国から国を守らねばならない、というシリアスを、念願のご主人さまを得て喜ぶ犬人たちが駆け回ってコメディにしてしまう逸品。いぬが、もふもふで美形で従順でお利口が一周まわってバカで変なやつ揃いで、たまらんです。女王はめんどくさそうなので、女王の兄弟枠で混ざりたい。2017/02/02
ダージリン
20
犬人達の女王様にされてしまったリーゼロッテ10歳。ハーレムどころか個性豊かなわんこ達を御するのに四苦八苦です。もちろんコメデイですが、ダメシバことダシバの存在感すごい! この本を読んで犬の習性にくわしくなれた気がする(笑)。2017/02/10
詩歌
9
面白いんだけど匂い立つ犬臭さで(笑)2017/02/03
加那
4
ひたすらコメディなのか?結構主人公が悲惨なんで、全部コメディではないんですが。面白いんだが、ダメシバ。ああ、ダメシバ。ダメ過ぎてイラつく程、ダメシバ。おかしいダメシバ。2017/02/12
海うさぎ
4
清々しいほどに、犬々しい登場人物たちに思わず吹き出してしまいます。 ファンタジー系にある「うっかり本能が…」どころか、全力で本能が出張っております。 目から鱗な気持ちになりました。 むしろ、うっかり人間になっちゃた犬、にも見えてきます。 主人公が少女といこともあって、絵面と内実のギャップも面白いです。2017/02/02
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